愛想笑い「愛想笑いをする自分が嫌なんです」

こんな相談を受けることがあります。

特にセールストレーニングにいらっしゃる方など仕事柄そういう癖がついてしまっている人からの相談が多いのですが、

中には仕事とは関係なく、常に人に気を使って愛想笑いをしている自分に嫌気がさして、もうこんな自分は卒業したいと相談に来られる方もいます。

 

心と体は常に連動していて、
楽しい時や嬉しい時は自然と笑顔がこぼれ、
悲しい時は自然とうつむいたり涙が流れたりするものです。

愛想笑いというのは、心は楽しくも嬉しくもないのに、
表情だけをなんとか楽しそうに繕っている状態
を意味します。

もちろん、自分の心(感情)は自分で知っているので、
心と体のバランスが取れていない、
「自分に嘘をついている」と気付いています。

自分に嘘をついている時
私たちは必ずネガティブな感情を経験しますので、
自分自身を嫌いになったり、疲れたりするわけです。

 

では、そんなデメリットがあるにもかかわらず
愛想笑いをしてしまう心理とはどういうことなのか?

 

あるクライアントさんの話ですが、
その人は夢を持っていて
その夢を叶えるためのトレーニングをしつつ、
生活するためにアルバイトもしていました。

その人は友人がとても多く、
特に問題を抱えているような友人がたくさんいました。

そして、いつもこのクライアントさんは
友人の問題につき合わされたり、
友人からの遊びのお誘いも多く
それらを断れることができませんでした。

そのため、
自分の夢のためのトレーニングの時間が減り、
生活のためのアルバイトの時間も減って
経済的にも困窮し夢実現も遠のくばかりだったのです。

 

このクライアントさんは、
いつ誰に対しても差しさわりのない笑顔を向け、
何を言われてもいいなりでした。

自分自身の本当に大切なことのために
自分の意思を通すことができず、
他人の顔色を気にして機嫌を損ねないように
行動する癖がついていたのです。

 

このクライアントさんは、自分への自信が少なく、
人から頼りにされ、自分以上に問題を抱えている人を
お世話することで自分の存在価値を見出していました。

他の人に好きでいてもらうことで、
自分は愛される人間だと思いたかったのです。

だから、この人の周りには次から次へと
問題を抱えた人が寄ってきて、
付き合う女性も精神的に弱っていたり、
病弱な人ばかりだったそうです。

 

本当は自分の夢に向かって進んでいくのが望みなのに、
他の人に好かれるための活動で時間がなくなっていく・・・。

「自分に価値を感じたい」「好かれたい・愛されたい」
このような欲求が満たされていないうちは、
充実した人生を歩むことは難しいのです。

これは6つのLife Stageの中では
バトルステージで生きている人の特徴です。

特にバトルステージの下部で生きている人にとっては、
人に嫌われることが自分の存在価値のなさに直結するため、
人に好かれるためには他のことを犠牲にしてしまいます。

 

相手に嫌われたくないから愛想笑いをする、
少しでもいい人に見えるように愛想笑いをする。

一見、相手の気持ちを気遣って笑みを見せているようでも、
バトルステージで生きている人は
本当は自分のほうしか見ていません。

だから、自分から何か働きかけることもなく
ただ愛想笑いを浮かべるだけになって
しまうのです。

人と接する際、そもそも相手に興味などなく、
自分がどう思われるかばかり気にしていたら
どうやって楽しい気持ち、嬉しい気持ちになれるでしょうか?

 

もし本当に相手に興味を持とうとしたり、
相手のことをよく知ろうという気持ちがあるなら、
適切な質問をしたり、自分から提供できる話題が
思い浮かんだりして愛想笑いなどしている暇はないのです。

自分が興味のある話をしていたり、
心から相手を喜ばせたいと思っている時には
楽しい気持ちになり自然な笑顔が現れます。

というか、どんな表情をしていようと、
相手に心からの興味を示して思いやりを持って
接していたら、必ず相手にそれが伝わり、
好意を持ってもらえるのです。

表情は笑顔でも自分のことしか考えていない人は
相手も敏感に感じ取りますので、
何を言っても断れない人として都合よく使われたり
あまり大切に扱ってはもらえないでしょう。

 

上記のように、
愛想笑いなどしなくても人から好かれる人は、
自己成長ステージ創造者ステージなどで
生きている自然体で愛情溢れる人です。

このようなステージで生きる人は、
自分にたくさんの愛情を注ぎ大切にしているので、
他の人にどう思われてもその自信は揺らぎません。

ですから、他人に嫌われないようにする必要も
好かれるために自分を犠牲にして必死になる必要も
ありません。

自分は自分自身の愛情で十分満たされているので、
人と接する時には相手のほうを向いて
相手に何を与えられるかを考えています。

 

愛想笑いなんかしなくても
誰もがあなたのことを好きになる方法があります。

それは、
自分が好かれることが第一のバトルステージから、
相手を好きになって相手を愛そうとする
自己成長ステージや創造者ステージに
生きるステージを移動することです。

ただし、そのためには自分自身で
自信を回復する必要があります。

自信がしっかり回復すれば、
誰にどう思われるかなんて気にすることもなくなります。

 

人の顔色を伺い、自分に嘘をついて
愛想笑いを浮かべる人生は辛いですよね。

自信を回復しステージを移動して、
これからの人生は自然体で愛される女性として
生きていきたい方
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