普段から落ち込みやすくなかなかエネルギーが出ない「ガッツリうつ」の方だけでなく、
どんな人でもやる気が出ない、ふさぎ込んでしまうという「プチうつ」を体験することはありますよね。
特に女性は身体のバイオリズムがありますので、どうしても感情をコントロールしにくくなる時期が
誰にもあります。
だからと言って、女性だから仕方ないなどと
うつ状態を受け入れる必要はありません。
うつ病の原因を理解していれば
いくらでも対処することができるのです。
今まで何人もの「もう死にたい、でもなんとかしたい」
というクライアントさんの相談を受けてきましたが、
うつ病を長時間甘んじて受け入れていたせいで
最終的に「死にたい」というもっともエネルギーの低い
状態に至ってしまっていた人ばかりです。
あなたも取り返しのつかなくなる前に、
「もしかしてうつかな」と思ったら
すぐに解消してしまいましょう！
それではまず、誰でもうつ病になれる方法をお伝えします。
次の３点をしっかりおこなえばどんなに元気な人でも
今すぐにうつ病になることができます。
１．未来ではなく、過去のことばかり考える
２．持っているものではなく、持っていないもののことばかり考える
３．他人や外部の世界には目を向けず、自分のことばかり考える
「死にたい」という状態で私のところに相談に来る方は
とにかくこの３点をしっかりとおこなっています。
考えていること、話すことがすべて、
１．今さらどうにもならない過去のつらい経験
２．いかに自分は何も価値のあるものを持っていないか
３．自分がどれだけひどい目に遭っていてつらいか
これだけです。
あまりに長い時間をこの考え方に費やしてきたので
自力で抜け出せなくなっているのです。
そこで、２つのうつ解消法のうちの一つがこれです！
（１）「未来」「持っているもの」「他人」へと意識の方向を変える
１．過去＞未来、２．無いもの＞有るもの、
３．自分＞他人のどれか一つでもいいので
意識の方向を変えることができると
感情が変わり、うつ状態ではいられなくなります。
１．過去＜未来にしてみましょう。
つらかった過去の経験を思い出す代わりに
望む未来について考えてみましょう。
過去は変えられませんが、
未来は今からどんなものにも変えられます。
過去のように今の自分の影響が及ばないものについて
思い悩むと、無力感や被害者意識が強まります。
１００％あなたの影響下にある未来について考えましょう。
２．無いもの＜有るものにしてみましょう。
自分が持っているもの、恵まれていることに
意識を向けてしっかり自覚してください。
健康な身体、安全な家、見守ってくれる家族、
お給料がもらえる職業、特殊な能力や知識、
有るもの持っているものを探そうとすれば
いくらでも見つかるはずです。
無いものばかりに目を向けて無価値感や
他人への嫉妬を感じているのは、
感謝ができない典型的な思考パターンです。
意識の方向を有るもの持っているものに向けて
感謝の気持ちが出てくると感情が明るくなり、
うつ状態ではいられなくなります。
３．自分＜他人にしてみましょう。
「私が満たされていない」「私が被害者だ」
「私が、私が・・・」と考え続けている限り、
暗い部屋の中に閉じ込められているような
息苦しい感覚は消えないでしょう。
しかし、あなたを閉じ込めているのはあなた自身です。
「私が」と言う前に、外の世界を見てください。
苦しいのはあなただけではありません。
そんな誰かのために動いてみてください。
ほんの小さなことでもいいので
他人のために何かをしてみてください。
誰かのためを想ったり誰かのために行動している時、
自分が被害者だなんて考えられないのです。
（２）身体の使い方を変える
そして、うつ解消法の２つ目は身体の使い方を変えることです。
身体の使い方と感情には非常に密接な関係があります。
あなたがうつ状態の時、身体はどのようになっていますか？
ほとんどの方は、顔を下に向けてうなだれていて、
背中が丸くなっていると思います。
逆に楽しい気分の時の身体はどうでしょうか？
顔を上げてニッコリ笑顔、姿勢は胸を開いて
足取りも軽やかではないでしょうか。
うつを解消して気分を明るくしたい時には、
意識的に身体の使い方を明るい気分の時と同じにします。
「あ～、今落ち込んでる～・・・」「うつ状態かも・・・」
なんて気づいたら、
立ち上がって胸を大きく開いて深呼吸してください。
上を向いて笑顔を作ります。
できればスキップとかしてみてください。
上を向いて笑顔でスキップしながら
うつになれる人はいません。
クライアントさんに試してみましたが、
誰一人うつのままでいられる人はいませんでした！（笑）
うつは作れる！（笑）
作り方を知っていれば、うつから抜け出すこともできます！
思考パターンと身体の使い方を変えればいいのです。
どちらかだけでも効果はありますので
取り組みやすいほうを試して、
できるだけ早く明るい気分を取り戻してくださいね。
うつに陥ってしまう思考パターンや身体の使い方を
なかなか変えられない人や、
すぐにうつのパターンに戻ってしまう人は、
かなり長い間そのパターンを繰り返してきた人です。
無意識下の習慣の力は非常に強く、
意識だけでは太刀打ちできない場合もあります。
うつになりやすい人は６つのLife Stageでは
バリアステージで生きている人で、
バリアステージから別のステージに移動しないと
根本的なうつ改善は難しいのです。
うつ状態を引きおこす無意識の世界観を
習慣的に身に付けてしまっているからです。
自分一人ではうつの思考パターンから
抜け出せないという方は、
Life Stageメソッドのバリアステージについて
学んでみてください。
あなたの現在の課題が見えてきて
打開策が見つかると思います。
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