見下す人を見下す人、人をバカにする人が周りにいて嫌な思いをしているという人は多いですね。

あるいはあなた自身がそういう傾向を持っているでしょうか?

 

先日、人を見下してしまうが故に人間関係が上手くいかないと悩んでいる人に相談を受けました。

悩んではいるものの、「自分より下の人間を見下して何が悪いの?」という思いも同居している状態でした。

立場の上の人間が下の人間を見下すのは当たり前、
美人がブスを見下すのは当たり前、
お金持ちが貧乏人を見下すのは当たり前。

「見下されるのが嫌だったら努力しろ」という言い分です。

 

この言い分を聞いて、あなたはどのように思うでしょうか?

正論だと思うでしょうか?世の中そういうものだと。

下の人間は立場をわきまえて上の人間に従えばいい、
そうすれば人間関係は上手くいくはずだと。

 

実は現代の日本で教育を受けて
大人になった人の半数以上は、
このような考え方におおむね賛成するか、
賛成はしなくても受け入れるしかないという考えを持っています。

それは、日本の教育の根底にこのような考え方があるからです。

あなたも物心ついた時から他の子と比べられ、
優劣をつけられて、「優」の側ならほめられ、
「劣」の側なら叱られたり失望されたり
できる子を見習うように言われた経験があるのではないでしょうか?

幼少期に体験したシステムは、
その後の生き方として根付いてしまうことが多々あります。

 

そのような人は、あらゆる場面で人と比較し、
優越感を感じるか劣等感を感じるかの
どちらかだという考えで生きています。

世界はそういう場所なのだから、
打ち負かされて劣等感を感じるくらいなら
優越感を感じようと手を尽くします。

そのために、人を見下したりバカにしたりして
自分の優位性を保たないではいられないのです。

劣等感を感じることの辛さをよく知っているから
(本当はコンプレックスに苦しんでいるから)、
生きるために必死で戦っているだけなのです。

 

しかし、世界はそういう場所だという考えは間違いです。

優劣で成り立つ世界以外の世界も存在するからです。

冒頭の人を見下してしまうが故に
人間関係が上手くいかないと悩んでいる人が
この問題を解決するためには、

優劣の戦いの世界以外の世界も存在すること、
そしてその世界に自分を閉じ込めているのは
他でもない自分自身だということに気付かなければいけません。

 

優劣の戦いの世界というのは、
SHURI Life Stage Schoolのカリキュラムである
Life Stageメソッドの、人間が生きている
6つのLife Stageのうちバトルステージに当たります。

現代の日本ではバトルステージにベースを置いて
生きている人の割合が最も多く、
その結果ほとんどの教育システムは
バトルステージの中で生きるためのものになっています。

しかし、バトルステージでのベースの感情
(普段感じやすい感情)は「苛立ち」「嫉妬」、
調子のいい時で、人を負かした時に感じられる
「満足感」や「達成感」といったところ。

人を無条件に愛したときに得られるような
「愛」や「幸福感」という感情を感じられることは
ほとんどないため、物質的には豊かでも
感情的には満たされない人生を送ってしまいます。

 

私たち人間が生きているのは
大別して6つのステージ(世界)です。

バトルステージ以外にも5つのステージがあり、
バトルステージが優劣の戦いの世界であるように
それぞれに異なった考え方や常識があります。

たとえば、バトルステージとは隣接していない
自己成長ステージまで意識レベルを変化できれば、
戦いの要素は一切なくなり、他人との強調や
成長のために他者から素直に学ぶことが常識となります。

さらにもう一つ上の創造者ステージまでいくと、
人を区別することなく受け入れたり、
人に与えることが幸福そのものという世界が存在します。

 

そんな世界見たことがないとか
そんな人に会ったことがないという人もいますが、
それも事実です。

交じり合わない世界の人とは出会うことがないからです。

あなたの内面にバトルステージから
創造者ステージまでのポテンシャルがある場合、
人を見下す人にも善意と親切心に溢れた人にも
会ったことがあることでしょう。

つまり、今後あなたの人生から
人を見下す人を締め出したいなら、
もしくは自分自身のそういう部分をなくしたいなら、
バトルステージから移動する必要があるのです。

 

あなたはどんな世界で生きたいでしょうか?

人生の途中でこのようなことを意識する
きっかけに恵まれなかった場合、
半数以上の人はバトルステージや
そのさらに下にあるバリアステージで一生を終えてしまいます。

ぜひこの機会にどのような世界で、
どのような人と共に生きたいのかを考えてみてください。

特に、人を見下しバカにすることで優越感を感じるような、
毎日が戦いのバトルステージに嫌気がさしている人は
ステージを移動するチャンスです。

 

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役立つと思います。

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