欲求不満な女性生きる事に疲れたときの解決策の第2弾です。

生きる事に疲れたときの解決策~「死にたい」タイプ編~でも書きましたが、「生きることに疲れた」と言う場合には 2つのタイプに分けられます。

 

 

1.生きる気力が湧かずうつ状態
「死にたい」タイプ→日常的に生きる事に疲れている

2.思いどおりにいかないことに圧倒されている状態
「欲求不満」タイプ→たまに生きる事に疲れることがある



今日は、2.「欲求不満」タイプについてお話します。

6つのLife Stageで1.「死にたい」タイプはバリアステージで
生きている人が陥りやすいタイプでしたが、
「欲求不満」タイプはバトルステージで生きている人に
よく見られる悩みです。

「死にたい」タイプ編で、バリアステージで生きている
無気力状態の人は「怒り」を効果的に認めて表現する
必要があると書きましたが、
バトルステージはまさに「怒り」のステージです。



バトルステージはその名のとおり、競争や戦いの世界です。

このステージで生きている人は、正しいか間違いか、
強いか弱いか、上か下か、という基準で考える傾向があります。

そうすると常に自分と他人を比較をすることとなり、
不安怒り感情がつきまとう生き方となってしまいます。



こうやって書くと、そういう考え方じゃない人なんているのか?
と思うほど、誰もが多少なりともバトルステージの要素を
持っています。

それもそのはず、現代の日本では大多数の人間が
バトルステージで生きていて、子供の頃から
バトルステージが元となる教育をされてきています。

テストでいい点数が取れれば優等生、悪い点数なら劣等生。

私よりもあの子のほうが運動神経がいい、
あの子よりもこの子のほうがかわいい。

テレビで人気のあるヒーローは必ず、暴力によって悪を倒します。



こういう世界で育てられると、価値ある人間になるためには
人より優れていたり、大きなことを成し遂げなければならない
と考えるようになります。

別の言い方をすると、自分には価値がないという前提があり、
価値を得るために勝利しなければならないのです。

価値を得るために努力するだけならいいのですが、
他人を見下すことで優越感を感じたり、
他人に間違いを認めさせることで自分の価値を
正当化しなければならない人もいます。

これらはすべて、「自分には価値がない」という
自己尊敬の欠如からきています。



自分を尊敬できていない人は、
他人から尊敬を集める必要があります。

人を支配したり、思いどおりに動かすことで
自分は重要な人物だと感じたいのです。

だから、いうことを聞かない人物や自分と意見の違う人物がいたり、
予定どおりに物事が進まない、自分よりも他の人が認められるなど
自分の思いどおりにならないことが多くなると
欲求不満に陥り、何もかもが嫌になって
生きる事に疲れたというふうになってしまいます。



欲求不満状態(怒り)から、無気力状態に陥ってしまうようなら、
生きる事に疲れたときの解決策~「死にたい」タイプ編~
参考にしてください。

もし、何もかもが嫌になって、全部めちゃくちゃにしてやりたい!
というような破壊的なエネルギーが強いようなら、
あなたは正真正銘バトルステージの戦士です(笑)

では、どうしたらこの欲求不満状態から抜け出せるのか・・・?



バトルステージで生きる戦士はとにかくエネルギッシュです。

だからこそ、目標達成能力が高いのですが、
そのエネルギーを“執着”というかたちで使ってしまいがちです。

「私は、~~をしなければいけない

「あなたは、~~すべきだ

「彼女は、~~をして当然だ

「私には、~~をする権利がある



こうやって自分の中の常識で自分や他人を縛りつけると
すべての事柄を自分でコントロールしなければならない
という気になり、監視し裁くことにエネルギーが使われます。

執着して裁くことによって、せっかくのエネルギーが
喜びではなく怒りに変貌してしまいます。



バトルステージの戦士の方は“手放す”という
今までとはまったく違った方法を試してみてください。

“執着”から“手放す”。

執着というのは、「望むことが実現しなかったらどうしよう」という
不安からの行動であることがほとんどです。

不安だから「~~しなければならない」と考えるわけです。

もし喜びから発生している行動であれば
「~~したいからする」となります。



一度、「望むことが実現しなかったらどうしよう」という
不安を手放してみましょう。

自分や他の人たちを縛りつけている鎖から
解放してあげましょう。

自分が何もかもやらなければいけない、
コントロールしなければいけないという考えを
手放した時、どれだけホッとするか感じてみてください。




引き寄せの法則をご存知の方も多いと思いますが、
引き寄せは感情に働くので、不安や怒りを抱えて行動すると、
たとえ目標達成ができたとしても
不安や怒りの感情が継続する状況が続きます。

犠牲が伴うのはそのためです。

幸せや喜びを感じるために目標達成するのに
これでは本末転倒ですね。



もし、執着を手放してホッとした状態
(楽観や信頼といった感情)で行動できると、
そこに引き寄せが働くので目標達成がしやすくなるだけでなく
プロセスも結果も一貫していい気分でいられるのです。

こういうサイクルができあがれば、
欲求不満に陥って生きる事に疲れた
なんてことにはもうなりません。



バトルステージを抜けた次のステージでは
こういう目標達成の仕方ができます。

達成したときだけ達成感を感じるという世界ではなく、
プロセスから達成までずーっと楽しいという世界です。

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