女性

先日、「性格が悪いから直したい」という相談を受けました。

性格悪いせいで人から好かれない、恋愛も長続きしないし、
本当の友人もできない、ということに悩んでいました。

少なからず自分の性格について悩んでいて、
できることなら性格を直して
もっと上手く人と付き合いたいと願っている人は
とても多いです。

 

中でもよく相談される内容は以下の3つに分類されます。

・嫉妬系

人の幸せを心から喜べない、
自分より他の人のほうが注目されているとムカつく、など

・見下し系

人を容姿で判断しバカにしたり笑いものにする、
とにかく人と自分を比較し相手の劣っている部分を探し出し
見下すことで優越感を感じる、など

・わがまま系

気に入らないことがあると露骨に表す、
好き嫌いで態度を変える、
優しくされて当然と思い感謝の気持ちがない、など

 

確かにこのような人と親しくなりたいと思う人は
少ないでしょうし、本人も相当苦しいはずです。

本日は、
自分自身が嫌だと思っている性格を改善できる
効果的な方法
をお伝えします。

 

性格悪い部分を直したいと考える人が
よくやりがちなことは、
人に見せる態度や行動を変えようとすることです。

人の幸せを喜べないという人が
表面的には笑顔で祝福するような態度をとったとしても
あまり意味はありません。

結局、心の中は以前と変わらず妬んでいるわけです。

好き嫌いで態度を変えることをやめて
全員に同じように接するようにしたとしても、
心の中で差別している現状は変わりません。

 

本人が「自分の性格は悪いから直したい」と思うのは、
表面に出る自分の態度や行動だけが原因ではなく
心の中の状態が大きな割合を占めます。

もし心が満足していたら、どんな行動をしていても
問題を感じるはずはないのです。

仮に誰かに嫌われてしまったとしても、
あなたの心が100%満足している行動の結果だとしたら
「この人とはただ単に縁がなかっただけだ」と
割り切れるのではないでしょうか?

妬みを感じない自分、
人を見下したり差別したりしない自分になること、
つまりあなたが100%満足できる内面の状態になることが
この問題の解決策なのです。

 

“コミュニケーション”と言う時、
他人との関係のことを指すと思っている人が多いですが、
私たちは他人とのコミュニケーションよりもずっと長い時間
自分自身とコミュニケーションをおこなっています。

そして、自分自身とのコミュニケーション方法がそのまま
他人へのコミュニケーションとなります。

要するに、
私たちは心の中で自分自身にしていることと同じことを
他人に対してもしてしまうのです。

 

嫉妬系、見下し系、わがまま系の人の
相談が多いと書きましたが、
これらの症状はすべて自信の不足、
自分への愛情の不足が原因です。

簡単に言うと、
自分のことが好きではない人
このような問題を抱えています。

心の中で自分を大切に扱って励ましたり
優しい言葉をかけてあげたりする代わりに、
「自分はなんてダメなんだ」と常に非難しているのです。

無意識で自分を他人と比較して劣等感に苛まれているのです。
(反動として、意識的には優位に立とうとします)

 

自分とのコミュニケーションがこういうパターンだと
他人に対しても親切にしたり
素直に応援したりすることができず、
ダメなところを見つけて非難してしまいます。

自分に対しても他人に対しても
この破壊的なコミュニケーションをやめるためには
根底の問題を解決する必要があります。

それは『自分を好きになる』ということ。

 

自分を好きになるためには、
「どのような人間になれば自分を好きになれるか?」
を考えなければいけません。

大切なポイントは2つ。

1.人に好かれるためではなく、“自分が”自分を好きになるため

2.何をするのかではなく、どのような人間になるのか

 

まずは一旦、他人のことは考えずに
自分が100%満足できる大好きになれる自分像を考えます。

先ほども書きましたが、
自分が自分のことを大好きで愛情いっぱいに接していたら
他人にもそのように接することができます。

他人に愛情いっぱいに接することができるから
他人に好かれるのです。

順番が逆になることはありません。

 

それから、受動態ではなく能動態の文章になるように
気を付けてください。

例えば、
「どんな人間になれば自分を好きになれるか?」
と質問すると、

「人に尊敬される人間」とか「人から慕われる人間」
などと答える人が多いですが、
これでは他人主体となり自分ではコントロールしにくい内容です。

あなたを尊敬するかどうかは他人が決めることだからです。

 

このように他人主体の文章で答える人は、
他人の評価によって自分の価値を決めてしまう
思考パターンを持っていることが多いです。

この思考パターンを手放さないと
自分を好きになるプロセスは難航します。

自分の心が満足するためよりも、
他人に認めさせるために表面的にとりつくろってしまい
内面的な変化が進まないからです。

これでは根本的な解決(自分を好きになること)が
遠ざかってしまうのです。

 

こういう答えが出てきたら更に深堀りして、
「人に尊敬される人間とはどのような人間か?」
と考えていきます。

人間像が浮かび上がったら、次に
「その人間はどのように考え、どんな行動をするか?」
について考えます。

その考え方や行動をしている人がいたとして、
あなたはその人のことが大好きになれるでしょうか?

もしその人と親友や恋人になりたいと思えるなら、
その考え方と行動をあなたの中に取り込んでください。

 

メモ帳に書いていつでも取り出して見れるようにしておいたり、
いつも意識しておきます。

初めは習慣化された今までの考え方や行動が優勢なので
邪魔してきますが、習慣は上書きが可能です。

意識して続けるうちに、
新しい自分像があなたの当たり前の姿になってきます。

 

新しい自分像が身に付くにつれて、
劣等感を感じたり自己嫌悪している時間が
驚く程少なくなっていることに気付くはずです。

そして、自分のことが好きになって心に安定感を感じられます。

「自分好き!」なんていうナルシスト的な意識ではなく、
ただ大きな自信と愛を感じているというイメージです。

 

内面がここまで変わると、
表面に現れる態度や言葉は間違いなく変わっています。

あなたは気付かなくても
(実際人に言われるまで気付かない人も多いです)、
周りの人はあなたの変化に驚きます。

そして、“結果的に”あなたは人々に尊敬され、慕われ、
愛される女性となるのです。

 

私たちが人間として成長したり、
より良い人生を手に入れるためには、
内面の変化・成長をすることが最短距離であり
不可欠でもあります。

しかし、「内面を変化させると言っても
一体どうしたらいいのか分からない」、
「性格は本当に変えられるの?」という疑問に答えるため、

内面の意識状態を6つのステージに分けた
Life Stageメソッドを使い、より理想的なステージへと
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習慣化していくのがSHURI Life Stage Schoolです。

本日ご紹介した『自分を好きになる方法』も、
ステージを移動して内面を変えることで
性格を変えるための一つの方法です。

 

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