「愛するって具体的にどういうことなのでしょうか?」
先日このような質問をされました。
このクライアントさんは、
自分では精一杯愛しているつもりなのですが
いつも不本意な形で恋愛関係が終わってしまう
ということに悩まれていました。
また、自分が愛しているほど、相手には愛してもらえない
という悩みも抱えていらっしゃいました。
恋愛関係でなくても同じような悩みを抱えている方が
とても多いです。
たとえば、親子関係では
「私はこんなに愛しているのに、子供は何もわかっていない」
という悩みだったり、
友人関係では
「私は一番の親友だと思って大事にしているのに、
相手は私を後回しにしているようだ」
という悩みだったり。
皆さんが精一杯の愛を与えているのですが、
思いどおりの結果が出ないと悩んでいます。
あなたの愛の定義とは?!
さて、まず最初にお話したいのは、
「愛」とは何か?ということです。
愛に対する定義は各Life Stageによって
まったく違います。
バトルステージの「愛」とは
たとえば、バトルステージでの「愛」は、
愛するという行動や手段を意味することが多いです。
バトルステージでは「愛」そのものが目的ではなく、
何かを得るための手段として用いられます。
自分が愛されるため、いい人だと思われるため、
自分に価値を感じるためにレベルの高い恋人を得るため、
嫌われないため、認められるため、お金を得るため、など。
手段として用いられる愛からは、
本来の愛情や幸福感を感じることがとても少なくなります。
バトルステージでは「愛と憎しみは表裏一体」
という考え方があります。
望む結果が得られずフラストレーションが爆発すると
「愛」は簡単に「怒りや憎しみ」に変わるからです。
創造者ステージの「愛」とは
一方、常に幸福感に溢れて生きている
創造者ステージの状態では、
「愛」は行動ではなく、在り方です。
自分自身が「愛」そのものだという感覚で生きています。
この状態では、他人の反応によって
自分の愛情が揺らぐことはありません。
相手からの愛が得られなくても、認められなくても、
お金や地位が得られなくても、たとえ嫌われても、
自分の中にある「愛」が傷つけられたり、
なくなったりすることはないのです。
創造者ステージでは愛そのものとして生きることに
ただ喜びを感じています。
ですから、たとえ愛する人を失ったとしても
自分の愛を失うわけではないので、
不安や恐怖を感じることもほとんどありません。
そして、より高いステージの状態で生きるほど、
自分や他者の区別なく生命全体を愛で包み込む状態となります。
もしあなたが誰かに対して
「自分はこれだけ愛しているのに」という
不満の気持ちを持っているとしたら、
それは愛を手段にしている証拠です。
相手からの見返りが得られないから
怒りや失望を感じているのです。
このようなバトルステージの状態に陥っている方が
よく言われる言葉があります。
「相手には私の気持ちが伝わっていないんです」
しかし、相手にはよく伝わっています。
あなたの見返りを求める気持ちが。
だからこそ、関係が上手くいかないのです。
愛するための具体的な方法
バトルステージの状態では、
相手の良くないところを見て非難する
という思考パターンが特徴的です。
心の中では非難しているのに、
自分の思いどおりに相手の気持ちをコントロールするために
言葉だけで褒めたり、思ってもいないことを言ったり
ということが多くなります。
一方、創造者ステージの状態の人が
「愛」という在り方で自然としていることは何かというと、
相手を高く評価するということです。
相手のいいところに焦点を当てて
常に「この人は素晴らしい人だ」という気持ちで
相手に接しています。
このような状態では、
相手に怒りや失望を感じることは不可能です。
心からの愛情しか感じられないのです。
これこそが、「愛すること」だと私は考えています。
このような無償の愛を与えられる状態になると、
関係を築く相手も変わってきます。
バトルステージの状態で、自分の欲求のために
あなたをコントロールしようとする人は徐々に離れていき、
あなたと同じように無償の愛を注ぐことに喜びを感じる
創造者ステージの人が引き寄せられてきます。
コントロールし合うような不安の絶えない恋愛ではなく、
本当の愛情と幸福感に満たされた恋愛を楽しみたいなら
バトルステージから創造者ステージに
自分のステージを移動させてください。
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