ハート「社会貢献できるような仕事がしたい!」

「自分の仕事を通して世界に愛を与えていきたい!」

というような素敵な思いを抱いて、スクールに学びにいらっしゃる方がたくさんいます。

本当に素敵な生き方ですよね。

 

さて、貢献とは具体的にどういうことなのでしょうか?

生き方や自己啓発の本などを読んでみると、
「貢献しましょう。与えましょう。」
というようなことが書いてあるのを目にすることがあります。

しかし、貢献の本当の意味を知らずに
表面的な与える行為だけしていると、
双方にとって望ましくない影響が出てしまうのです。

特にあなた自身が非常に幸せになりにくい
状態になってしまいますので注意が必要です

 

先日、このようなクライアントさんがいらっしゃいました。

「自分の仕事でもっと社会貢献がしたいんです!
とても価値のあるサービスを提供しているのに、
思うように申込みが入らず売上も伸びないので
悩んでいます。
どうすればもっと多くの人に貢献できるのでしょうか?」

私:
「なぜ、自分のサービスに価値があると分かるのですか?」

クライアントさん:
「お客様が喜んでくれたり、感謝してくれるからです」

私:
「お客様が喜ばなかったり感謝されない時にはどう思いますか?」

クライアントさん:
「嫌な気持ちになります」

 

さて、このクライアントさんは「貢献したい」と言いながら、
お客様に見返りを求めているのが分かるでしょうか?

喜ぶという反応、感謝するという行為、
こういった見返りを求めているのです。

現時点ではこのクライアントさんは「貢献したい」のではなく、
「感謝されたい」、「お金が欲しい」のです。

つまり、自分のやっていることを認めてほしい、
価値のあることだと感じさせてほしいのです。

 

このような状態に陥っているのは、
6つのLife Stageでバトルステージの状態で生きている人です。

このステージでは自分に対する自信が欠如しています。

自分自身に100%の自信や愛情を感じられないうちは
一切見返りを求めない純粋な気持ちで
他の人に与えていくことは非常に困難です。

なぜなら、私たちは本来は愛情に溢れた幸せな状態で
生きているのが当たり前であるため、
何よりもまずは自分に自信を感じられることを
最優先してしまうからです。

 

ですから、バトルステージで生きている人は
認められるため、褒められるため、感謝されるため、
尊敬されるため、すごいと言われるため、
これらの目的のための仕事の仕方になってしまいます。

そのため、バトルステージで生きている人の
幸せは条件付き
なのです。

「喜ばれたから嬉しい」「褒められたから嬉しい」
「感謝されたから嬉しい」「一番になれたから嬉しい」
「お金がたくさん入ってきたから嬉しい」・・・

このような目的が達成されないときには、
自分を否定されたような気持ちになって落ち込んだり、
相手がバカなのだと非難したりしてしまいます。

このような仕事の仕方は、
「やらなければいけない」と思いながら
頑張って取り組む辛い仕事になりがちです。

 

私たちは誰もが心の中にコップを持っています。

そのコップには自分に対する自信や愛情が入っているのですが、
バトルステージの状態では入っている量が少ないのです。

自分がまだ満たされていないのに、
「尊敬される人間になるために貢献しなければいけない」
自分のコップの中から誰かに愛情を注いだとしたら、
どうしても同じ分だけ返してほしくなるのです。

その見返りが返って来なかった時、
怒りや恨みという感情が生じてしまいます。

これらの感情はバトルステージの主な感情ですので、
貢献しては見返りがないことに怒りを感じていたのでは
いつまでたってもバトルステージから抜け出すことができません。

これが、間違った貢献の仕方をするほど
あなたが幸せになりにくくなってしまう理由です。

 

一番いい方法は、まず最初に自分のコップを満たすことです。

自分の自信と愛情をしっかりと回復し、
誰かに認めてもらったり褒めてもらったりする必要なく
自分自身で自分の価値を感じられるようになること。

この状態は自己成長ステージの状態ですが、
こうなれば幸せは条件付きではなくなります。

他人がどんな反応や行動をしようと関係なく、
どんな条件下でも自分に自信と愛情を感じられるからです。

 

そして、コップが満杯になったらそれで終わりではありません。

あなたのコップに入りきらなくなってもなお、
愛情はどんどんあなたの中から溢れてくるのです。

そうすると自然に誰かに分け与えたくなります。

この状態で、
与えるのが楽しくてしかたないから与える
これが本当の貢献です。

この状態が創造者ステージの状態です。

 

自己成長ステージや創造者ステージでは、
感情が結果に左右されることはありません。

なぜなら、その仕事をしているだけで
楽しくて仕方がないからです。

自分に価値を感じるため、認めてもらうための
仕事ではないのです。

ですから、人からの評価などによって
自分への自信や愛情が揺らぐこともありません。

 

自分が100%満たされた状態で
溢れる愛情を与えることに喜びを感じながら、
自分が心から楽しいと感じることをしていると、
求めていなくても自ずと尊敬や信頼を得られます。

その結果、金銭的にも豊かになれるのです。

初めから尊敬されることを目的にしたり、
お金を払わせることを目的にしている場合とでは
プロセスも結果もまったく違うものになるのです。

お仕事なので代金をいただくことに変わりはないとしても
この違いは必ずお客様にも伝わります。

あなたがお客様の立場だとしたら
どちらの人のサービスを受けたいでしょうか?

 

まずは自分のコップを満たして、
幸福感に満ちた本当の貢献をしていきたいという方は、
Life Stageメソッドについて学べるテキストがありますので
ぜひ読んでみてください。

6つのステージについて簡単に詳しく知ることができます。

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