ハートある夫婦の相談を受けていたときの話です。

旦那さんに話を聞いてみると、

「僕は人からよく優しい人だと言われますし、彼女のことを大切にしています。

自分の意見を押し通そうとしたこともないし、いつも彼女のことを優先してあげているのに、彼女は優しさの欠片も見せてくれません。

いつも我慢しているのは僕のほうで、
結局、優しい人は損をするだけなんですよね」

 

それを聞いて奥さんの意見はというと、

「意見を言わないのが優しさ?
本音を言えない臆病者なだけでしょ!

私は彼とは違って、相手のことを思うからこそ
言いづらいことでもきちんと指摘するし、
自分の意見はちゃんと言うだけです。

時には厳しく接したり、本音を伝えることこそが
本当の優しさではないですか?」

 

この2人は“優しさ”について

異なる認識を持っていますが、

どちらが正しいのでしょうか?

 
 

もし上記の会話の内容を読んで、
旦那さんの意見に賛成したり
旦那さんに同情してしまった人は、

6つのLife Stageのバリアステージ
生きている人だと言えます。

もし奥さんの意見に賛成だったり
この旦那さんのことを少しでも見下した人は、

6つのLife Stageのバトルステージ
生きている人です。

 

実はどちらの意見も正しいのです。

しかし、どちらかだけでは
人間関係に問題を起こしやすく、
自分自身が満たされない結果となりやすくなります。

 

旦那さんタイプ=バリアステージ

 

旦那さんのようにバリアステージで生きている人は、
自分が相手を幸せにしてあげなければいけないと
思っています。

しかしそれは相手に幸せになって欲しいという
純粋な貢献心からではなく、
相手が不機嫌になると怖いからです。

つまり、自分の安全を守るために相手のご機嫌を取ります。

あるいは、相手に嫌われないために、
相手が自分から離れていかないように
相手をいい気持ちにさせる必要があると思っています。

 

もし本当に相手の幸せだけを願って接しているとしたら、
「自分ばかりが我慢している」
なんて言葉は出てこないはずです。

バリアステージで生きている人は
いつも人の顔色を見て怯えているので、
自分の意見を主張することが難しいのです。

特に相手がバトルステージの人だと、
100%の確率で主従関係の支配される側に回ります。

そうやって相手の意見に従っていれば、
余程のことがない限り捨てられる心配もないし、
相手を怒らせずに済むからです。

 

奥さんタイプ=バトルステージ

 

一方、奥さんのようにバトルステージで生きている人は、
自分の欲求を最優先に考えます。

それ自体は別に悪いことではないですが、
自分の願望実現のためには犠牲をいとわないという
姿勢が問題です。

特に夫婦関係や恋人関係だと、
「愛しているなら幸せにしてよ!」というようなことを
よく言うのはバトルステージの人です。

 

そして、バトルステージで生きている人は、
本音や感情を激しくぶつけ合うのが
正しいコミュニケーションだと思っています。

「私はこうしてほしい。あなたはどう思ってる?」
などと、本人は気付かないうちに
かなり高圧的な口調で言ったりします。

こうなると、特に相手がバリアステージの人だと
ただでさえ意見を言えないタイプなのに
怖くて本音なんか言える状態ではなくなります。

さらに、「なんで何も言わないの?バカにしてんの?」
などと追い打ちをかけます。

 

こうやって分析してみると、
この2人のステージの状態だと
夫婦仲が満足いくものになる可能性は低いというのは
理解していただけると思います。

このままだと、
旦那さんは奥さんのご機嫌をとるために自分の気持ちを抑え込み、
奥さんは本音を話してくれないと感情的に旦那さんを責めて
そうなると旦那さんは嵐が過ぎ去るのをぐっと我慢する、
という毎日が続いていくのは目に見えています。

 

旦那さん+奥さん=本当に優しい人?!

 

ところが、この2人は優しさの半分ずつを持っているのです。

旦那さんのほうが持っているのは、
『相手の気持ちを思いやること』

奥さんのほうが持っているのは、
『自分の気持ちを思いやること』

実は、この2つを同時に表現できるのが
本当に優しい人なのです。

 

旦那さんは奥さんを恐れたり、
嫌われることを恐れるあまり、
自分の気持ちを思いやることができていません。

自分の気持ちを思いやるというのは、
「自分は〇〇を望んでいます」
と相手に主張できることです。

これをするには勇気がいることもあります。

しかしだからといって、自分の気持ちを犠牲にして
相手の欲求を受け入れるだけでは
本当の優しさとは言えないのです。

 

ところが、バリアステージで生きている人には
この行為が難しいのです。

なぜなら、「勇気」よりも「恐怖」のほうが強いからです。

嫌われる恐怖、一人になる恐怖、攻撃される恐怖、
これらから解放されないうちは、
自分を思いやる行動は取れないのです。

 

奥さんは支配する側の立場にあぐらをかき、
自分の欲求を叶えるのが相手の義務だと思い、
相手の気持ちを思いやることは二の次です。

なぜなら、バトルステージは二元論の世界であり、
どちらかが勝てばどちらかが負ける、
どちらかが正しければどちらかが間違っている、
というふうに考えるからです。

バトルステージで生きている人は、
自分の欲求を叶えるためには
他の人を犠牲にしなければいけないと考えます。

もし相手を思いやってしまったら、
自分が犠牲にならなければならないのです。

 

本当に優しい人になるには

 

本当に優しい人というのは、
相手の立場や気持ちを思いやり
相手の欲求も叶えようとしながら、
勇気を持って自分の欲求も主張できます。

どちらかのためにどちらかが犠牲になる
などという考えはなく、
初めから双方の幸せのために動きます。

幸せな第3案の存在をいつでも信じていて、
実際にそれを見つけ出すことができるのが
本当に優しい人なのです。

 

こういう考え方が自然とできるのは、
6つのLife Stageでは自己成長ステージ
創造者ステージで生きている人です。

少なくとも、バリアステージやバトルステージから
抜け出さない限りは、先程の夫婦のどちらかのような
コミュニケーション方法に留まります。

ですから、相手の望みも自分の望みも実現しながら
幸せな人間関係を築いていく本当に優しい人になるには、
ステージを移動することが必要です。

もしあなたがこの旦那さんか奥さんのような状態で
人間関係に問題を抱えているとしたら、
ステージを変えることでその問題は必ず解決します。

 

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