職場でもプライベートでも、話題の中心はそこにいない人の悪口、陰口、愚痴で、
「こんな人間関係を続ける意味はあるのでしょうか?」と悩んでいる方の相談が多くあります。
なぜ人の悪口を言って盛り上がる人がいるのでしょうか?
本日は、悪口を言う人の心理を知ったうえで、
あなたが毎日を気持ち良く過ごすために
悪口を言う人との上手な付き合い方をお伝えします。
これは、私が以前家の近所に気軽に通える
ヘアサロンを見つけたくて、
ネットで探して初めて行った美容室での話です。
すごく小さなサロンだったので、
店長さんがほとんど一人でこなしているようなお店でした。
平日の昼間だったので最初はお客さんは私一人だけで、
どんなヘアスタイルにするかなどを話していましたが、
施術が始まると徐々にプライベートの話題になりました。
ここまでは普通ですよね。
ところが、時間が経つにつれ、
私はもうその美容師さんとは会話をしたくないと思い、
ついには「本を読みたいので話しかけないでください」
とまで伝えるに至ってしまいました。
なぜ、私が会話したくなくなったかというと、
その美容師さんはどうにかして
私から人の悪口や愚痴を引き出そうとするのです。
旦那さんの話をしていると
「嫌なところはないんですか?」とか、
「お姑さんにいじめられたりしませんか?」
などと聞いてきて、
私が「旦那さんも彼のお母さんもすごく良い人です」
というような話をすると、
あからさまにつまらなさそうな態度。
そうこうしているうちに常連さんらしきお客さんが来て、
先の美容師さんと常連さんの会話が聞こえてきたので
本を読みながらちょっと聞いてみると(笑)、
常連さんは会社やお姑さんに対する愚痴を話し出し
(前回話したところからの続きみたいな感じで)、
美容師さんは私と話していたときとは一変、
嬉々としてアドバイスを始めました。
正直言って、この2人の会話も聞くに堪えなかったので
すぐに帰りたかったのですが、
パーマの途中でそういうわけにもいかず
読書に没頭した2時間でした・・・。
かくして、私の新しいヘアサロン探しは失敗に終わりました(泣)
この美容師さんみたいな人、
あなたの周りにもいないでしょうか?
これは6つのLife Stageではバトルステージで
生きている人の特徴です。
バトルステージで生きている人は、
人の愚痴や弱音を聞いてアドバイスしてあげることで
自分の価値を感じようとします。
自分より不幸な人を見つけて優越感を感じ、
弱っている人から頼られることで自尊心を満たします。
逆に幸せそうな人や自立している人を見たり、
自分を頼ってこない人がいると、
劣等感に苛まれたり、「あなたには価値がない」
と言われているような気持ちになったりします。
そもそもベースとして、
自分で自分に価値を感じられていないので、
人に求められる必要があるのです。
そのため、
自分を頼ってこない幸せで自立した人間のことを
「傲慢だ」とか「高飛車だ」などと難癖をつけ
悪口を言ったりします。
自信のない人にとって、悪口は中毒
自分に価値を感じられていない人間が集まると
話題の中心は悪口や陰口、愚痴などになります。
なぜなら、自分の価値を相対的に上げるためには、
他人の価値を下げることがもっとも手っ取り早いからです。
みんなに「そうだ、そうだ」と同調してもらいながら
人を見下し嘲笑しているときは、
自分が高いところにいるような気がして
気持ち良くなれるのです。
普段、“自信”という感情を感じられていない分、
悪口を言う集まりだけが一時的に快感を得られる
中毒のようなものです。
みんなで悪口や愚痴を言い合って、
アドバイスし合って、
「これからも支え合っていこうね」なんて
友達ぶっていても、
それは相手のことを思ってしていることではなくて、
自分の無価値感を補うために利用しているだけです。
その証拠に、その場にいない誰かの悪口を言う人を
あなたは信頼できますか?
普通に考えたら、
「自分がいないときは自分の悪口を言ってるんだろうな」
と疑ってしまうのではないでしょうか?
さて、あなたが悪口を言う人との付き合い方を変えたいとか、
もっと気持ち良く過ごしたいと思っているとしたら、
あなた自身が何を言われても構わないというくらい
自分に自信を持つことです。
嫌々であっても悪口を言うグループに入っていたり、
あるいは自分に対する悪口を気にしているならば、
あなたもやはりバトルステージで生きている
(もしくはその下のバリアステージで生きている)
ということなのです。
たとえば、自己成長ステージとか
創造者ステージで生きている人なら、
自分に自信があり、誰かに頼らなくても
幸せな気分でいることができます。
だから、わざわざ気分が悪くなるような
会話に加わることはないですし、
もしそのことでバトルステージの人に
悪口を言われたとしても気にすることはありません。
誰に何を言われたり、誰にどう思われても、
それ以上に自分の中に安定した
愛情と自信があるからです。
彼らは自分と同じように幸せで精神的に自立した
明るい気持ちになれる会話を楽しめる人と付き合います。
あなたは悪口を言う人と付き合いたいですか?
それとも、
尊敬し合い信頼できる人と付き合いたいですか?
もし後者なら、
あなた自身が愛情と自信のある人間になる必要があります。
そのためには、自信のなさから人の評価を気にする
バトルステージやバリアステージから抜け出して、
もっと上のステージに移動してください。
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