自分コントロールカッとなったら感情を抑えられなくなったり・・・、

やる気を出さなきゃいけないのに無気力から抜け出せなかったり・・・。

自分をコントロールするのが難しいと感じている人は意外にも多いです。

 

その理由は、
自分で感情をコントロールする方法を知らずに、
周りで起こる出来事に反応することで
自動発生する感情に振り回されてしまっているからです。

 

私たち人間は寝ている時以外は
必ずなんらかの感情を感じています。

その感じている「感情の質」によって、
能力以上の力を発揮できることもあれば
持っている能力の10分の1も発揮できないという
状況が起こります。

 

あなたもこのような経験はありませんか?

 

スポーツをしていた人ならほとんどの人が
体験したことがあると答えるのが、

試合中に神がかったような状態になって
いつもならできないプレイができてしまうとか、
直感が研ぎ澄まされて
次に何をしたらいいのか瞬時に分かる

というようなもの。

これが最大限の能力が引き出される例です。

 

逆に、能力が発揮できないケースで多いのは、

 

大勢の前に立たされると緊張して声が震えるとか、
好きな人の前だと何を話せばいいか分からなくなるとか、
試験など評価される場面だといつもの力が発揮できない

などがあります。

 

「感情の質」と書いたのは、

 

あなたがいい状態になれる「質の高い感情」
あなたが良くない状態になる「質の低い感情」

あるからです。

感情の質によってあなたの状態が左右されるので
自分コントロール方法の鍵を握るのは、
間違いなく≪感情≫です。

いつでも自分を最高の状態に持っていけて
才能を発揮し、人から好かれて、幸運に恵まれる人
というのは、
自分の感情をコントロールする方法を知っている人です。

 

一流のスポーツ選手はプレイ前になると、

音楽を聞いたり、祈ったり、家族の写真を見たりして
各々の方法で精神統一をします。

 

自分に合った方法で感情の質を高め、
最大限の能力が発揮できる最高の状態に
自分を持っていってから試合に臨むのです。

昨日友達とケンカしたことに腹を立てながらとか、
「やる気でないな~」なんて気持ちのまま
試合に出る選手は一流のプレイはできません。

 

私たちは毎朝起きて、
人生というたった一度の大舞台に臨み続けています。

 

それなのに、
前日のイライラした気持ちのまま一日を始めたり、
「会社行きたくないな~」と思いながら嫌々出発します。

それで最高の自分を発揮できなかったとしても
当たり前ではないでしょうか?

二流以下の選手と同じことをしているのですから。

 

自分の人生で最高のプレイをする主役になりたかったら、
一流選手と同じように感情をコントロールする方法を
身に付けて実践するしかありません。

 

それはもちろんあなたにもできることです。

ここですべての感情について説明すると
ものすごく長くなってしまうので、
今日はもっとも質の高い感情と
もっとも質の低い感情についてお話しします。

 

もっとも質の高い感情は

 

「愛、感謝、喜び」です。

別の言い方をすると、「恐れ」がまったくなく
完全に安定していてリラックスしている状態です。

よく、何か大事なことをするときに
「テンションを上げる」と言いますが、

テンションとは日本語で緊張のことなので
テンションが高い状態はリラックス状態とは
実は真逆の状態です。

 

そして、もっとも質の低い感情は

 

「恐れ、無価値感、罪悪感、無力感、危機感」などです。

非常に高い緊張度を強いられている状態です。

この状態にあると、私たちは通常の思考ができなくなり、
身体能力も劇的に低下します。

人前で話す時に頭が真っ白になり声が出なくなる
という人がいますが、それは一時的にこの「恐れ」の
感情に支配されてしまった結果です。

 

感情の質を上げるときの注意点として、
「愛、感謝、喜び」と
「恐れ、無価値感、罪悪感、無力感、危機感」は
非常に遠い位置にある感情なので、

 

もし「恐れ」の状態にいるなら
いきなり「愛」に行こうとしてはいけません。

そんなことは無理なので
ますます「無力感」に囚われてしまいます。

少しずつ感情の質を上げていくことが重要です。

 

質の高い感情=リラックスした状態になる
質の低い感情=緊張した状態になる

 

要するに、少しでも緊張がなくなるほうへ、
リラックスできるほうへと進んで行けば
感情の質は高まります。

感情は考えていること(思考)で変えることができますので、
心がリラックスできる考え方へ変えていけばいいのです。

 

たとえば、
人前で話すときに「恐れ」を感じて緊張してしまう
多くの人が共通して考えていることが、

 

「失敗したらどうしよう」です。

失敗のことを考え続けていたら
リラックスすることはできません。

 

少しでも緊張がほぐれる考え方をしたとしたら
どうなるでしょう?

 

「一応準備はしたから大丈夫じゃないかな・・・」

失敗する可能性よりも準備したほうに
意識を向けてみると、まだ心配はあったとしても
さっきよりは少しリラックスを感じられるようになります。

 

もう少しリラックスできるほうへ進んでみましょう。

 

「やれることはやったし、これでどうなっても仕方がない」

準備段階の自分を認めてあげることで
結果を手放すことができました。

このように執着を手放して開き直ることができると
緊張はほとんどなくなります。

 

この段階では「満足」という感情レベルで
「愛、感謝、喜び」まではまだまだ距離がありますが、

 

「恐れ」から「満足」まで来られたら
発揮できる能力も格段に上がりますし
結果はまったく変わります。

恐れた状態で大勢の前に立つ場面と
自分に満足できている状態で大勢の前に立つ場面を
想像して比較してみれば違いがわかりますよね。

 

このように、
考え方(思考)をちょっとずつ変えていくことで
感情の質は誰にでも変えられます。

 

同時に、あなたをリラックス状態に
導いてくれるものを知って、
いつでもそれを実行できるようにしておくと
より感情のコントロールがしやすくなります。

私の場合は、ストレッチや瞑想、音楽を聞いたり
歌ったり、好きな本を読む、という方法を使っています。

 

感情をコントロールし自分をコントロールすることで、
超一流選手のように世界を魅了して輝いてください。

 

あなたの人生はあなたが輝く舞台です!

 

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