ついマイナス思考に陥ってしまったり、物事を深刻に捉えてしまうという人から「プラス思考になるにはどうしたらいいですか?」と相談を受けることがあります。
マイナス思考になってしまうのは、潜在意識でそういう思考パターンの癖がついてしまっているからです。
自分の思考パターンの癖を知って、それをプラス思考のパターンに変えることができれば、プラス思考になりたいという願望は叶えられます。
それもたった3つのことだけに注意していれば、プラス思考のパターンは身に付けられますのでぜひ試してみてくださいね。
まず、マイナス思考の人の思考パターンが
どのようなものなのかを確認していきましょう。
マイナス思考の人のパターンには2つあります。
ネガティブな出来事が起こった時に・・・
1.自分を責める
2.自分以外の誰かを責める
マイナス思考に悩む人の多くは、
1の自分を責めるパターンの人です。
何かが起こる度に反射的に自分を責める
このパターンを持っていると、
心配や落ち込み、自己嫌悪や罪悪感という
ネガティブな感情を感じる時間が長くなります。
新たに起こることだけでなく、
過去の出来事などに対しても思い返しては
自分を責めるので、上記のような感情から
抜け出すことが難しくなっています。
落ち込みやすい原因は、
常に自分を責めているせいです。
これは6つのLife Stageでは
バリアステージで生きている人の
思考パターン、反応パターンです。
2の自分以外の誰かを責めるというのは、
何かが起こるとすぐに誰かのせいにするという
思考パターンです。
このパターンを持っていると、大体いつも
何かにイライラしたりムカついたりしています。
心の中は誰かを非難することで忙しい状態です。
この反応パターンは、6つのLife Stageでは
バトルステージの特徴ですが、
バトルステージの人はバリアステージの苦しみを
味わいたくないという潜在意識の欲求があります。
ですから、自分を責めなくてもいいように、
落ち込んだり自分を嫌いにならずに済むように、
先に自分以外の誰かを責めるという
パターンを作り上げています。
このように、マイナス思考のパターンは、
“自分または他人を責める”というものです。
なぜ“責める”という選択肢を取るのかというと
それには3つの理由があります。
マイナス思考の人が“自分や他人を責める”3つの理由
1.短期的視野で物事を捉えている
→目先の利益や結果にばかりとらわれる
2.問題にばかり目を向ける
→解決策を考えるよりも、「なぜ起こったか?」
「誰が悪いか?」と問題点にばかり集中する
3.完璧主義
→失敗を恐れ、完璧でなければ気が済まない
この3つの考え方を持っていると、
間違いなく誰かを責める思考パターンに
陥ってしまいます。
プラス思考の人はこの逆の考え方をしています。
プラス思考になる方法 3つの注意点
1.長期的視野で物事を捉える
もし失敗したり思いどおりにならないことがあっても、
それは人生のたった一コマです。
あなたの人生は一つのストーリーであり、
ストーリーには起承転結が付きもので、
出来事の一つ一つが人生の貴重な構成要素です。
たった一場面だけ取り出して見て
「失敗だ!」と落ち込むのではなく、
大きなストーリーの流れの一部だと考えましょう。
その経験がその後の大きな飛躍の
きっかけになるかもしれません。
長期的視野で物事を捉えるようになると、
いちいちくよくよ悩んだり落ち込んだりするのが
バカらしくなってきます(笑)
2.解決策に目を向ける
問題が起こったなら、
すぐに解決策のほうに方向転換しましょう。
また同じような問題が起こらないようにするのも
大切ですが、まずは今起こっている問題を
解決してから次のことを考えるようにします。
解決思考になると、問題ではなく望む状態のほうへ
意識が向くので前向きなエネルギーが出てきます。
問題が起こった原因ばかり探っていたのでは
前向きなエネルギーは決して出てきません。
常に望む状態のほうを向き続けましょう。
3.自分の成長に変える
私たちはいつまでも成長し続ける存在です。
すべての出来事は私たちが成長するための
チャンスに変えることができます。
完璧主義にとらわれないでください。
思いどおりにいかなかったなら、
次はどうすればいいのかを考え
自分のレベルアップのために
その経験を活かしましょう。
あなたが過去の失敗やトラウマなどにとらわれて
いまだにネガティブな感情を感じてしまうなら、
その出来事から何を学べ活用できるかを
一度じっくり考えてみてください。
すべての出来事は、あなた自身が
自分の成長として変換できたときにのみ
あなたをネガティブな感情から解放してくれます。
自分のために必要な出来事だったと
納得できないうちは、その過去の出来事に
縛られ続けてしまうのです。
プラス思考になる方法3つを実践しようとしても
“責める”思考パターンから抜け出せない人は、
バリアステージかバトルステージのパターンが
根強く潜在意識に習慣化されてしまっています。
そういう場合は、自分のステージについて
より詳しく知ることをお勧めします。
思考パターンを変えて他のステージへ
移動するための課題が見えてきますよ。
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