花内面磨きとよく言いますが、具体的に内面を磨く方法にはどんなものがあるのでしょうか?

私は、人間がより充実度の高い人生を送るための方法を様々な角度から学び研究してきましたが、

それには内面の充実、
つまり精神的・人格的な成長が不可欠というところに行きつきました。

 

私自身も自分の感情のコントロールができずに、
内面の問題で幸せを感じにくい時期がありました。

内面の問題を解決しようとするとき、
表面的なテクニックやスキルでは
一時的な効果は得られても、
永続的で根本的な変化を成し遂げることは不可能です。

そして学び続けるうちにある一つのことに気付き、
私の内面の根本的な変化を実感できたのです。

 

私のスクールには、
本質的に内面を磨く方法によって
もっと望みどおりの人生を手に入れようと考える
とても賢明な女性たちが通ってくれています。

そんな『成長』を重要視する人のほとんどが
初めて私のところに来るときには
とてももったいない思い違いをしています。

その思い違いとは何かというと、

「自分には価値がない(間違っている、ダメな人間だ)。
だから成長して素晴らしい人間にならなければならない」

 

こういうふうに自分を低く評価していると
確かに成長しようという動機にはなりますが、
これは完全に間違った思い込みです。

内面磨き、自分磨きという言葉にはどうしても
「今の自分はダメ」という思いがベースにあるように思います。

「今の自分はダメ」という自分否定は
自己嫌悪という非常にネガティブな感情につながり、
これを長く続けていると無気力(うつ病)になったり
肉体的な病気になったりします。

 

私が内面の根本的な変化を実感できたときに
一つの気付きがあったと書きましたが、
それは「今の自分はダメ」という考えとは真逆のものでした。

その重大な気付きとは、

人間の根本的な欲求は『愛したい』だということ。

 

ここで言う『愛したい』の中には、
文字通り愛を与えたいということもありますし
優しくしたい、高く評価したい、役に立ちたい、
なども含まれます。

私たちは誰かを純粋に大好きになった時や
誰かに思いやりを持って接することができた時、
誰かを心から素晴らしいと思った時などに
幸せを感じることができます。

こういう時に幸せな気持ちになれない人はいないでしょう。

だからこそ、私たちは誰かを、そして自分を
『愛したい』と心の奥底で強く願っているのです。

愛と思いやりに溢れそれらを与えること
これこそが本当のあなたの本質です。

 

ではなぜ、怒りや悲しみという愛とは違う感情を
私たちは普段感じているのでしょうか?

怒りは、どんなに論理的な理由があって
誰かに対して感じている怒りのように見えても、
あなたは相手に対して怒っているのではありません。

「愛したいのに愛せない」からあなたは怒っているのです。

 

心の奥底から沸々と湧き上がって
自分ではどうしようもないように思える怒りは、
本当は『愛したい』という気持ちが形を変えたものです。

あなたが怒りを向けている相手をもし愛せたら、
どれだけホッとしますか?

相手にされた嫌なことなどを全部忘れることができて
最高の友人や家族として大好きになれるとしたら、
ものすごく心が軽くならないでしょうか?

あなたの本質の部分は、相手を愛したいのです。

 

 

「愛したいのに愛せない」とき、
怒る人もいれば悲しむ人もいます。

感情の種類は違うだけで、ネガティブな感情は
すべて『愛したい』が形を変えたものなのです。

 

では、
「愛したいのに愛せない」のはなぜなのでしょうか?

私たちはある条件が満たされなければ、
本来の愛と思いやりを与える自分を出すことが
難しくなってしまいます。

それは『受け入れられている』という感覚です。

 

あなたは自分の身が危険にさらされているのに
他の人に与えることを考えられるでしょうか?

生存本能は何よりも強く私たちを突き動かしますので、
恐怖の真っただ中で他のことを考えるのは不可能です。

また、身の危険とまではいかなくても、
相手が自分をシカトしていたり見下している、
理解を示してくれないなどの場合でも、

『受け入れられている』感覚は感じられず
本来の自分を出すことは難しくなります。

 

ですから、私たちは愛するより先に
「自分が愛されたい」「自分が認められたい」
と思ってしまいます。

心の奥底で『愛したい』と願っているからこそ
『受け入れられている』感覚を感じられる状況を
強く求めるのです。

 

しかし、相手がどんな行動をとっていても
常に愛を与える本来の自分でいられる人もいます。

そのような人たちは、他の人の態度に関わらず、
『受け入れられている』感覚を自分の中で感じられるのです。

自分で自分のことを100%受け入れていると
この感覚を体験できます。

このような人たちは多くの場合、
両親も愛を与える本来の状態で生きていて
幼少時代に『受け入れられている』体験を
数多くしてきました。

そのため、
自分の中のこの感覚に確信を持っているのです。

 

ですが、ほとんどの人は本来の状態ではなく
「愛したいのに愛せない」状態で生きているため、
子供に愛や理解を与える代わりに
強要や非難を与えながら育ててしまいます。

すると『受け入れられている』感覚を自分の中に
育むことができないまま大人になり、
本当に安心できる人の前でしか
本来の状態で生きることができなくなってしまいます。

 

しかし、今の状態はもう問題ではありません。

あなたは本当の自分の本質は、
「愛と思いやりに溢れそれらを与える存在」
だと知りました。

今は何らかの理由で『受け入れられている』
という感覚を感じられていないため、
本来の自分が抑え込まれて
表に出てきていないだけなのです。

 

愛と思いやりを与える本来の自分を取り戻して
最高の幸せを感じながら生きること
こそが
本当の内面磨きだと私は思っています。

そのためには、あなたがあなた自身を
100%受け入れられるようになって、
自分の中に
『受け入れられている』という感覚を
確立することです。

そうなれば、どこに行っても誰が何を言おうとも、
あなたは本来のあなた自身でいられます。

幼少期をやり直さなくても、
今すぐにその方法に取り組むことができます。

 

内面の世界観によって
「愛したいのに愛せない」状態にも種類があり
それぞれ人生に生じる問題が違います。

本来の自分を取り戻すまでの課題も違います。

そのため、
どの段階にいても内面磨きが効率よくできるように
私はLife Stageメソッドを作りました。

 

まずは自分がどの段階(ステージ)にいるのかを
確認するところから始めてください。

以前はスクールでしか公開していなかった
Life Stageテキストを無料でお届けしています。

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*ちなみに、 テキストの中の各ステージで、
“本来の”私たちの状態は創造者ステージです。
(内容はテキストを見てください^o^)