42-15414180私たちは奴隷になるために生まれてきたのではありません。

自分で自分の人生を創り出し、人生を楽しむために生まれてきました。

誰もがそのことを心の奥底では知っています。

その証拠として、
あなたは誰かに奴隷のように扱われれば
非常にネガティブな感情を感じるはずです。

 

現代の日本で奴隷のように扱われるとは
どういう状態を意味するかと言うと、
自分の意思(望み)を尊重されず人に命令される
ということです。

こういう状態にある時、私たちは本来持っている
活力やモチベーションがみるみるうちになくなり、
初めは怒りを感じ、それが続くと
最終的には無気力状態になります。

私たち人間は、自分の意思を無視した命令には
自動的に反発するようにできているのです。

 

「そんなこと言ってたら会社勤めなんてできません!」

「そんなわがままは社会では通用しないでしょう!」

と言う人がいますが、
あなたの意思を無視して命令し続けているのは
会社でも上司でもなく、あなた自身です。

 

「おまえは(私は)~~しなければいけない」

「おまえは(私は)~~するべきだ」

と、毎日自分に何度も命令していないでしょうか?

「おまえは~~するべきだ」と言われるたびに、
私たちは心の底から
「やるもんか!」という反発を起こします。

そのため、
やらなきゃいけないのは分かっていても
なかなか行動に移せなかったり、
嫌々行動してミスをしたり結果が伴わなかったりします。

これがやる気が起きない仕組みです。

 

モチベーションを向上させたり維持させたりするためには、
「~~するべきだ」とか「~~しなければいけない」などと
自分に命令するのではなく、

「~~したい」という欲求を自分の中から
引き出す必要があります。

要するに、自分の意思(望み)を尊重してあげるのです

 

あなたも身に覚えがあると思いますが、
誰かに強要されたことよりも
自分で決断したことのほうが
断然モチベーション高く取り組めるはずです。

私たちは奴隷ではなく、
創造者として生まれてきているのですから
これは当たり前のことなのです。

 

やる気が出ない時は、自分の意思を無視して
自分に対して横柄に命令していないか
チェックしてみてください。

そんな時にモチベーションを上げるには、
その仕事や行動の中に自分が「したい」と思える
理由を探します。

 

「なぜこの仕事をするのか?」と自問してもいいです。

この時、「しなければいけないから」という
思考になってしまっては堂々巡りです。

したい理由は必ずあります。

たとえば、「お給料がもらえるから」。

お給料がもらえれば欲しい洋服が買えるし、
友達と遊びに行くこともできますよね。

他にも、「将来の夢に繋がっているから」とか、
「自信がつくから」、「他の人の役に立てるから」、
「転職する時に有利になるから」とか
いろいろあると思います。

 

その仕事をしたい理由が自分の中に見つかると
「自分で決めてこの仕事をしている」という
自覚が芽生えます。

こうなれば命令や強要されてしている仕事ではなくなり、
あなた自身が自分で決めたことになりますので、
モチベーションは雲泥の差です。

 

これからは「~~するべきだ」と自分に命令する代わりに
自分がその仕事を「したい」理由を見つけることを
習慣にしてみてください。

これが人間の本質を理解した上で
無理なく確実に自分自身に影響を与えられる
モチベーション上げる方法です。