仕事を持っている多くの人は一日の半分近くの時間仕事をしていますよね。
それなのに、仕事にやる気が起きない、自分の気持ちを押し殺して嫌々業務をしているとしたら、
それは人生の時間を無駄にしているということです。
仕事はあなたの人生を有意義なものにする一つの手段です。
趣味や友人付き合いと同じように、
あなたが人生を楽しむための一つの方法として
仕事を捉えるようにすると、
やる気がでないと悩むことは本当に無意味なことだと
思えてきませんか?
遊びに行く前にわざわざやる気を出す人なんていませんよね。
今日はあなたの人生を輝かせるために、
仕事に情熱を持てるようになる2つの方法をお伝えします。
逆説的ですが、
人から情熱ややる気を奪ってしまう方法を知っていますか?
それは、
~~しなければいけない
と考えることです。
「しなければいけない」と考え始めた途端、
それまでは楽しかったことでも
急にやりたくなくなってしまいます。
私たちが情熱を持ちやる気が漲るのは、
~~したい
時です。
仕事も「しなければいけない」ではなく
「したい」でできるようになれば、
わざわざやる気を出す必要もなく
取り組めるようになります。
ところで、私たち人間は目標がなければ
生きていくことができません。
夢や目標があるから何かをするときに
意義を感じられます。
夢や目標が何もないという人は
極端ですが死という期限(目標)があるから
生きていることに多少の意義を見出すことができます。
とはいえ、夢や目標がなければほとんどの人は
無気力状態に陥っていることでしょう。
この無気力状態がやる気が起きない状態です。
要するに、
仕事と人生の目標とが結びついていないから、
仕事にやる気が出ないのです。
人生の目標や夢といった長期的視野を忘れてしまうと
目の前のことだけに注意が向いてしまい、
「しなければいけない」ことばかりに圧倒されてしまいます。
【1】人生の目標と仕事をつなげる
仕事を意義あるものにするために、
あなたの人生の目標や夢への
プロセスの一部にしてください。
あなたは自分の人生をどのようなものにしたいですか?
人生の最終目標は何ですか?
その目標のためにあなたの仕事は
どんな役割を担っているのでしょうか?
今やっている仕事が人生の目標につながっていると
実感できると、仕事がとても意義深いものとなります。
中には人生の最終目標なんて遠すぎて考えられない
という人もいます。
それは、イメージしやすい時間の幅が
長い人(20~50年)の人もいれば、
短いほうが考えやすい人(1年~5年)もいるからです。
もし、何十年も先のことが考えにくければ、
短期、中期の目標でも構いません。
とにかく、「お金のために仕事をしなければいけない」
というような1か月程度の目先の視点から、
少しでも視野を広げることです。
より重要で大きなことにつながっていると
実感できるものほど、意義を感じやすくなります。
視野が狭くなればなるほど
「しなければいけない」と考えてしまい、
しなければいけないことに圧倒されているうちに
やる気が失われていきます。
【2】自分の価値観を大切にする
自分の大切にしている価値観に沿った
行動をしている時は抵抗感を感じることはありません。
逆に、大切にしている価値観をないがしろにしていたり、
価値観にそぐわない行動をしていると感じている時は、
その行動は嫌なものとなります。
大切にしている価値観とは、
自分の人生に積極的に取り入れたいものや
これがないと嫌だというもの。
たとえば、
愛、自由、豊かさ、ワクワク、優しさ、美、友情、成功、
安定、平和、成長、挑戦、情熱、貢献、信頼、誠実さ、
など人によって様々です。
もし、「美」をもっとも大切な価値観だと感じている人が
作業服を着て身なりを気にしないでおこなうような
仕事に就いてしまったら、
これは自分のやるべき仕事ではないと
思うようになるのは時間の問題です。
仕事と価値観を結び付けようとする時に
多くの人の一番の問題点は、
自分の大切にしている価値観を認識していないことです。
まずは、自分の人生になくてはならない価値観を
見つけるところから始めてください。
これがなければ私の人生ではない!というものです。
それはいくつかあって、優先順位が付けられると思います。
大切な価値観トップ3くらいまでが分かったら、
どうしたらそれらの価値観を仕事の中で感じられるかを
考えてみます。
もし今の仕事の中でそれらの価値観を感じられない
やり方をしているのであれば、感じられる方法に
変える工夫をします。
たとえば、「貢献」を大切にしているとしたら、
業務自体は退屈なものであっても
上司やお客さんなど誰かの役に立ってると思えば
やる気が出てくるのではないでしょうか。
「挑戦」を大切にしているなら、
新しい業務が増えるごとに挑戦と考え、
自分の中で新しい課題を設けたりすることで
刺激を感じられるはずです。
「美」が大切で、でも仕事場では作業服しか着れなくても
できる限りのオシャレをしましょう。
ファッションは無理なら、メイクとか小物とかで工夫する、
他の人がどうだとかは関係ありません。
周りの環境に合わせて、自分の大切な価値観を
無視することはありません。
工夫次第で自分の価値観を守ることは可能です。
仕事が自分の価値観を貫けるものになればなるほど
「しなければいけない」ではなく
「したい」でできるようになってきます。
ここまで、仕事に情熱を持てるようになる2つの方法を
説明してきました。
大切なのは、
仕事はあなたの人生を有意義なものにする一つの手段
と考え、
「しなければいけない」ではなく「したい」で
できるようにすることです。
私たちから情熱を奪ってしまう
「しなければいけない」という考え方は、
6つのLife Stageではバトルステージで生きる人の
口癖と言ってもいいほどの特徴的な考え方です。
バトルステージでは目標達成のために
「しなければいけない」と言いながら
自分にムチ打ってストイックに頑張るという
やり方をします。
これを続けていると、初めは好きで始めたことが
段々嫌になってきて、ようやく目標が達成されても
あまり幸せを感じられないというサイクルに
入ってしまいます。
また、やる気が出ないという無気力感は
バリアステージのベースの感情です。
バリアステージに長く留まって
無気力状態が常態化してしまうと
うつ病のような精神的な病気や
身体的な病気を引き起こしてしまいます。
バリアステージやバトルステージから
ステージを移動すると、
大切な価値観を満喫しながら生きられたり
人生の目標を意識しながら情熱を持って
生きることが当たり前にできるようになります。
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