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望みが達成できないという人は、おおざっぱに言うと『自分に自信がない』という共通の特徴があります。

心の根底に自信のある人は、一時うまくいかない時期があって落ち込んでも、粘り強く取り組み好転させるパワーがありますが、

自分に自身がない女性はすぐにあきらめてしまうというか、自分に見切りをつけるのが早すぎるのです。

 

『自分に自信がない』というのは、
『自分のことが好きではない』、『自分が嫌い』、
『セルフイメージが低い』、『自己肯定感が低い』など
どんな言い方でもすべて一緒です。

私は自己認識やアイデンティティーという言葉を
使うことが多いですが、
この自己認識こそが人生を決めていると言っても
過言ではないくらい人生に大きな影響を及ぼしています。

たとえば、若い頃はむちゃくちゃやってたのに
母親になった途端に別人のように変わった人などを
見たことはないでしょうか?

これは、「私は母親である」という自己認識が
新たに生まれてその人の中で優先的になったことで、
その人の内面(考え方や感情)がガラッと変化し
その結果表面的な行動も変わってしまう例です。

 

自己認識とは簡単に言うと、
自分をどのような人間だと認識しているか

自分に自信がない女性は例外なく、
自分のことを嫌悪しているか
価値のない人間だと思い込んでいます。

 

自己認識はこれまでの人生経験の中で
できあがってきました。

ですから、過去に自己認識が傷つけられるような
強烈な体験をしたり、継続的にそういう環境にいると、
その自己認識が定着して、その後もずっと
自分に自信が持てない状態が続きやすいです。

たとえば、
「自分はダメな人間だ!」と自責の念に駆られるような
大きな挫折や失敗、人に激しく罵倒された経験など。

また、自信喪失するような言葉
(たとえば「あなたは生きる価値がない」など)を
継続的に掛けられ続けることによって、
自分でもそのように思い込んでしまうこともあります。

 

このような過去の経験をトラウマと呼んで、
自信を回復するためにはトラウマを
癒さなければならないという考え方もありますが、
私は過去についてはそれほど重要視する必要はないと思っています。

もちろんやりたければそれもいいと思いますが、
あなたには今ここから自分を幸せにしていく力があります。

そのことを知ることのほうがあなたにとって大事だと思うのです。

 

だいいち、トラウマを癒すには
専門家などの手を借りる必要があり、
その時点で「やはり自分には何もできない」という
無力感が生じる懸念があります。

自分に自信がない人は、自信がない故に
人や物事に依存しやすいという特徴があります。

今までは過去の経験や過去自分を傷つけた人に
縛られ(精神的に)依存していたのが、
トラウマを解決することで今度はそのセラピストに
依存するようになる人をたくさん見てきました。

「この人がいなければ自分はまたダメになる」
という思いからそうなるのですが、
自信が回復するどころか無力感が増しているのです。

 

あなたは自分のパワーを認識することでのみ
自信を回復できます。

どんな状況であろうと、今この場所から
自己認識を変えて人生を変えていくことは必ずできます。

本日は、あなたが自分自身で自己認識を変えて
自信を回復していく方法をお伝えします。

 

自己認識はこれまでの人生経験の中で
できあがったと書きましたが、
もちろん現在進行形であなたは自己認識を
作り続けています。

意識しておこなっていない限り
新しい自己認識を作ることよりも、
すべての人は今ある自己認識を強めることをしています。

あなたが今現在自分に自信がないのであれば、
自信がない自分をさらに強固にするために
考えたり行動したりしているということです。

ですから、新しい自己認識を作るには、
今おこなっている考え方や行動を
根本から見直す必要があります。

 

あなたが毎日おこなっている思考や行動が、
あなたをますます自信がない状態にしている
理由はなんだと思いますか?

それは、あなたが好きになれる自分像と
違う考え方、違う行動をしているからです。

要するに『こうだったら最高な自分』とは
かけ離れた思考、行動をしてしまっているから
自分のことが嫌いで自信を持てないのです。

 

『こうだったら最高な自分』になれないのは、
自分の気持ちよりも他人の期待に応えることや
他人にどう思われるかのほうを優先させるからです。

本当はユーモアで人を笑わせたい
そんな自分なら大好きになれるのに、
人の目を気にしてクールに振る舞っていたら
自分を好きになるのは難しいのです。

人のことを信じて甘えられる自分だったら
自分のことを本当にかわいいと思えるのに、
いつも人を疑って、顔色を伺いながら接していたら
そんな自分を心底愛することはできません。

 

自己認識とは、自分が自分をどう思うかなのです。

他人のことを考える前に、
自分が大好きになれる自分になることを考えるべきです。

 

自分が大好きになれる自分になる!方法

 

過去を振り返って、
この時の自分は好きだなぁという自分を
すべて思い出してください。

特に人と接している時がいいと思います。

その自分の好きなところをすべて書き出します。

性格や考え方、どんなふうに人に接しているから好きなのか?

つまりどのような存在であるかに注目しましょう。

 

もし、自分の過去の経験から思い浮かばなければ、
他の人の好きな部分を書き出してもいいですし、
まったくの想像からでも結構です。

とにかく、
「こんな人物だったら自分のことが大好きになれる」
というのを明確にしていきます。

 

このワークをおこなう時の注意点は、
「人にこう思われているから好き」という視点では
見てはいけないということです。

たとえば、
「人に尊敬されているから好き」というふうに
自分のことを考えてしまうと、
「じゃあ尊敬されるためにはどうしよう?」と
他人重視の考え方に戻ってしまいます。

このワークでは、あなたが大好きな自分像を
あぶりだすことが重要です。

あなたが大好きな自分像を生きられるようになって
自信が回復すれば、必ず他人からの評価は
自動的についてきますから安心してください。

 

あなたの好きなところをすべて書き出して
あなたが大好きな自分像ができあがったら、
あなたのすることはただ一つ。

その大好きな自分像に“なる”ことだけです。

毎日意識して大好きな自分像と同じように
考え、行動してください。

定着するまでは、しっかり意識して
「人にどう見られるか」「人にどう思われるか」
を気にしないようにする必要があります。

 

この方法を使うと、100%自分に満足できて
内側から溢れ出す自信を感じることができるようになります。

定着するまでには少し時間がかかりますが、
やっている最中にも自分の好きな部分が
増えているのが実感できますし、

「人にどう思われるか」を考えて行動するよりも
ずっとラクで毎日が楽しくなりますので
ぜひ最後までやってみてくださいね。

自信を持って超然と生きる女性になりましょう!

 

「人にどう思われるか」をどうしても気にしてしまう人へ

 

あなたが大好きな自分像を手に入れるにあたって、
「人にどう思われるか」よりも
自分の気持ちを優先させられるかどうか、
これが一番の試練です。

自分に自信がない人はどうしても
他人重視で物事を考えてしまう傾向があります。

 

自分に自信がないので他人に好かれる必要がある、
他人に好かれるためには相手が喜ぶ言動をする。

自分の本心でなくても相手が喜ぶことを言う、
やりたくないことでも相手が望むならやる、
という具合で自分の気持ちを無視してでも
相手に合わせてしまいます。

このように無意識の中で習慣ができてしまっているのです。

このような人にとっては、「人にどう思われるか」を
気にしないというのはとても難しいことです。

 

しかし、この習慣こそ、あなたを自信がない状態に
留めている原因なのです。

自己認識を変えて自信を持つためには、
この試練は避けては通れないものです。

 

この自信を奪うサイクルを繰り返してしまうのは
あなたが生きているLife Stageに関係しています。

6つのLife Stageの中で
バリアステージで生きている時間が長いと
このような状態に陥ってしまいます。

自己認識を変えていくプロセスを成功させる鍵は、
バリアステージから別のステージへの移動が
できるかどうかにかかっています。

 

自分に自信がないと悩んでいる人は、
本日紹介したあなたが大好きな自分像を手に入れる
ワークをおこなうと同時に、
Life Stageについて学んでみることをお勧めします。

自分の現在生きているステージを知って
移動する方法を知ることで、
自己認識の変化が大幅に進みます。

Life Stageについて無料の学習テキストを用意しています。

すぐに読めて簡単に理解できる内容ですので、
ぜひあなたの自信アップに役立ててください(^^)
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