会話

雑談が苦手、初対面の人が苦手、1対1が苦手
面接などで上手く話す方法がわからない、など
人によって苦手なところは様々ですが
会話に対する苦手意識を持っている人は多いようです。

ネットを調べてみると、相づちの打ち方とか
質問の仕方、どんな話題を用意しておくべきかなどが
たくさん出てきます。

そういうことももちろん大事なのですが、
ここではもっと根本的な問題解決を
していきたいと思います。

 

あなたがなぜ会話を苦手と感じているのか?

どうしたら会話によって満足感を得られるのか?

これを解決できれば、話すのが苦手で
居心地の悪い思いをすることはもうなくなります。

 

事前準備編(2つの秘訣)

 

 

事前準備といっても数分でできることです。

この2つの事前準備をするかしないかで、
会話後の相手との関係性がまったく違うものになります。

 

1.この会話から得たいものを明確に決める

 

 

どんな関係性でも、2人でも大勢でも、必ず
意図や願望を明確に強く持っている人が
もっとも影響力が強くなります。

電話のことを考えれば分かりやすいですが、
電話をかけるほうはあらかじめ話すことを決めて
目的意識を持っています。

一方電話を受けるほうは多くの場合
何も準備がありませんから、

電話をかけてきた人の主導権で会話が進み、
大体電話をかけたほうが当初の目的達成が
できて
満足して終わります。

 

あなたが常に、その会話から何を得たいのかを決め
目的をはっきりさせてから相手に接するようにすると、
その目的は達成されやすくなります。

ここでの注意点として、相手がどう振る舞うかなど
相手を主語にして目的を決めてはいけません。

自分を主語にした目的を決めます。

特に自分がどう感じたいか、
得たい感情を目的にすると達成されやすくなります。

 

なぜなら、
自分の感情は自分の中から発生するものであり、
私たちは「この感情を感じたい」と思うと同時に
脳はそう感じられる理由を探し出すからです。

もし「つまらないと思われたら嫌だな」という
心配を抱いて相手に接すると、

あなたは無意識にその証拠を探し出して
「やっぱりつまらないと思われている!」と
心配が的中したと感じるでしょう。

ですから、
初めにどんな感情を得たいか決めておくのです。

楽しみたい、自信を感じたい、相手に好意を抱きたい、・・・

そんなふうに決めて会話を始めると
そう感じられる証拠が見つかり、
その結果そのとおりの感情を感じられるのです。

 

2.1で決めた感情を感じた状態を作る

 

 

会話で得たい感情を先に感じておく、と言うと
「え!順番が逆じゃない?!」と思うかもしれませんが、
これは非常に重要なことです。

スポーツの試合のことを考えてみましょう。

“勝者は勝者として試合に挑むから勝者になる”

このようなことを聞いたことはありませんか?

「この試合に勝って充実感を感じたい」
という目的を明確にしても、
緊張や不安を感じながらプレイを始めたら
充実感を感じるための結果を得るのは難しいでしょう。

勝つことを信じて、勝者の気持ちでプレイできたほうが
明らかに能力を発揮しやすくなります。

 

もしあなたが「この会話を楽しむぞ!」と決めても
不安や自己不信の気持ちを抱えたまま
会話に参加してしまうと、楽しみたい気持ちよりも
不安や自己不信が相手に伝わってしまいます。

 

また、引き寄せの法則は感情に作用するので、
初めに強く抱いている感情が増幅されてしまうのです。

ですから、
楽しみたいなら自分を楽しい状態にしてから
人と会って会話を始めることが大事です。

過去に人と上手く話せた成功体験を思い出したり、
会話とはまったく別のことで楽しかったことを思い出す、
または自分が今までで一番上手く話せる状態を
イメージしてみるなど、

どんな方法でも構わないので、
とにかく自分を楽しい状態に持っていくことです。

 

会話編(3つの秘訣)

 

事前準備の2つ、1.感じたい感情を決め、
2.自分をその感情を感じている状態に持っていく、
これができたらいよいよ会話に入ります。

ここでは、
会話の最中に気を付けたいことをお伝えします。

 

3.相手との共通点を見つける

 

会話がスタートしたら、できるだけ自分と相手との
共通点を見つけてみるようにします。

これはどういう効果があるかというと、
私たちは共通点があると親近感を感じます。

ですから相手に共通点を見つけることができると
無意識に安心したり好意を持つのです。

出身地が同じだったり、趣味が一緒だったりすると
一気に距離が縮まりますよね。

 

共通点を見つけたら相手に伝えてみるのもお勧めです。

共有することで相手もあなたに対して
好意を持ちやすくなりますし、
特にコアな共通点だったりすると
ものすごく仲良くなれる可能性もあります。

 

ちなみに、共通点探しに近いもので、
言葉を合わせるというものがあります

これはちょっとテクニック寄りなのですが
使えると相手が心を開いてくれやすくなるので
書いておきますね。

たとえば相手が
「私ボーカルレッスンを受けているんです」
と言って、あなたにも同じ趣味があるとします。

あなたはいつもはボーカルレッスンではなく
ボイストレーニングと呼んでいたとしても、
相手が使った言葉を共通語として使用する
というものです。

あなたの言葉を相手が別の言葉で言った場合は
次からは相手の言葉に合わせるといいです。

 

4.相手を否定しない

 

これはよく聞くことだと思いますが、
表面的に否定しないということだけでなく
心の中でどのように反応しているかということも
本当はすごく重要なのです。

表面的には否定せず笑顔で聞いていたとしても
心の中で相手を否定したり非難していると
あなたの感情は必ずネガティブなほうへと
傾いていきます。

これでは初めに目的とした感情を感じることを
自分で妨害しているのと同じことです。

 

相手を否定して自分の正しさを証明したくなる、
相手に間違いを認めさせたくなるという
反応パターンを無意識で持っている人は、

相手次第ですぐにネガティブな感情に
支配されてしまいます。

自分の感情をコントロールするために
このパターンにはまらないようにするには、
自分の考えと照らし合わせて相手を判断する代わりに

「そういう考え方の人もいるんだ」と受け入れ、
楽しんでみようとすることです。

別に相手の意見に賛同する必要はなく、
「あなたはそういう考えを持っているんですね」
受け入れ、いちいち良い悪い、正しい間違っている
と評価しないことです。

 

こういう心持ちで会話ができると
どんな相手と話していても嫌な気持ちになることが
少なくなります。

感情が安定しますのでその結果、
1で決めた感情を得ることがより容易になります。

 

5.相手の感情と必要としていることを思いやる

 

人見知りになったり上手く話せなくなるのは
多くの場合
自意識過剰になってしまうことが原因です。

相手にどう思われるか、というようなことを
気にし過ぎると人は心配になったり緊張したりします。

つまり、自分のほうにばかり意識が向いていると
自然体でいたり能力を発揮するということが
できにくくなるのです。

 

あなたは誰かのために無我夢中で
何かをしたという経験がありますか?

そういう時は自分がどう見えているかなんて
気にしていないものです。

自分のことよりも相手に意識が向いている時、
要するに「自分が何を与えてもらえるか」よりも
「相手に何を与えられるか」を考えて行動する時、
私たちはありのままの自分でいられます。

 

ですから、
自意識過剰になってしまう人は
相手のほうに意識を向けるようにするだけで
緊張状態から解放されます。

「今相手は何を感じているだろう?」

それがもしネガティブな感情のように見えたら、

「相手は何を必要としているのだろう?」

と考えてみてください。

 

もっと自分に話を振ってもらえること、
自分の話に関心を示されること、
笑顔で話を聞いてもらうこと、
いろんなことが考えられます。

もしあなたが相手のためにそれをする余裕があるなら
ぜひ思いやりを持って実行してあげてください。

ただ、ここではあなたの自意識過剰を
緩和させるために、自分ではなく相手のほうに
思いやりの意識を向けることが目的ですので、
実行するまでの余裕がなくても大丈夫です。

意識の方向を変えるだけで変化はあります。

そのうち余裕が出てきたら、
意識だけでなく実行にも移してみてください。

 

以上、
人見知り、会話が苦手な人のための
【人と上手く話す方法】5つの秘訣を
お伝えしました。

いきなり全部やるのは無理!という人は
一つ実践するだけでも効果はあります。

まずは事前準備編から取り組んでみてください。

準備がしっかりできていれば
会話に入ってもなんとかなります。

応援しています(^^)