不満人間関係を継続させることができない人がいます。

このような人のパターンは、付き合い始めは楽しいのですが、相手のことを知っていくにつれて相手を嫌いになってしまうというもの。

それで、「やっぱりこの人も私の理想の友人(恋人)じゃなかった」と失望して、関係をリセットしてやり直したいという欲求にかられるのです。

その欲求に従い、新しい環境を求め、新しい人と出会って関係を始めても、結局同じことの繰り返しになります。

 

一定期間で人間関係をリセットしたい欲求が生じる人は、
人間関係だけでなく、他の分野でも同じようなパターンに
陥っていることがほとんどです。

たとえば、仕事が続かない、趣味が続かない、など。

仕事などはすぐに辞めないまでも、
始めのうちは楽しくてやる気満々だったのに
時間が経つと愚痴のほうが多くなる、という場合もあります。

 

このような人の共通点は、
嫌な面にばかり目を向けやすいというところです。

私のところには「天職を見つけたい」という目的で
いらっしゃる方も多いのですが、
そのような方も多くはこのパターンに
はまっているケースがほとんどです。

誰と付き合っても、何を始めても、時間が経つと
嫌な面ばかりが目立ち、「やっぱり違う」となってしまうのです。

 

このようなパターンに陥るのは、
6つのLife Stageの中のバトルステージ
生きている人の特徴です。

バトルステージでは『批判する』という
特徴的な思考パターンがあり、
そのため自動的に相手の嫌な面を
探し出してしまいます。

 

そもそも、なぜ批判する必要があるのかと言うと、
自分が傷つかないようにする防衛本能です。

バトルステージでは自分に対する自信と愛情が
とても少なくなっていて、無意識的に
人を下げることで自分の価値を感じようとします

ですから、人を素直に認めることができず、
どんな人や事柄にも愛情や感謝を感じにくい
思考パターンが無意識の中にできあがっているのです。

自分以外の人やものを批判することで
無価値感から逃れるという思考パターンこそ、
人間関係をリセットしたい欲求の原因です。

 

そして、バトルステージにはもう一つ、
対人関係が苦手となりやすい特徴があります。

バトルステージの思考パターンが
人間関係リセット欲求の原因と書きましたが、
バトルステージ以外のステージで生きる人にも
関係をリセットしたいと思うような人が存在することもあります。

その時の対応にもそれぞれのステージで違いがあるのです。

 

バトルステージで生きる人が誰かに対して
この人は嫌だなと感じたときの思考パターンは、

「相手が変わるべきだ」です。

相手が悪いから自分が嫌な思いをしている、
だから相手が変わらなければならない、

こういう思考になります。

そして、実際に相手に変われと要求したり
悪い場合には強要して思いどおりにしようとするか、
思いどおりにならない相手との関係は
リセットするという選択肢となります。

次に別の人と出会ったとしても、
またこの繰り返しをするのです。

 

タイトルにも書いたとおり、
あなたは2通りの人間と出会います。

第1段階の人は、
あなたの本当の願望に気付かせてくれる人、

第2段階の人は、
あなたの望みどおりの人間関係を一緒に楽しめる人です。

 

あなたが「この人は嫌だ」と感じる人は、
あなたの本当の願望に気付かせてくれる人
(第1段階の人)です。

たとえば、あなたをバカにして見下す人がいたら、
「私はもっと大切に扱われたい」という
願望があることに気付きますよね。

この相手があなたの人生に現れた理由は、
あなたが本当に求めているものを知るためです。

そしてそれが終われば、この人の役割は終わりです。

 

自分の求めている人間関係が分かったら、
その人間関係を一緒に楽しんでくれる相手(第2段階の人。
この例ですともっと自分を大切にしてくれる人)を探すだけです。

これが、全ての出来事から学びを得るということです。

嫌な気持ちになったからといって、
あなたの願望を明確にするために現れた相手
(第1段階の人)を責めても何も得られないし、
嫌な気持ちが増幅していくだけです。

あなたが自分自身のためにできることは、
自分の本当の願望を明確にして、
その願望に向かって進んでいき、
第2段階の人と一緒に望みの実現を楽しむことです。

 

あなたに本当の願望に気付かせてくれる人
(第1段階の人)と、
望む状態を一緒に楽しむ人(第2段階の人)は、
いつでも
必ず別の人物です!

ところが、バトルステージで生きる人は
同じ人に二役を担ってもらおうとします。

それは『怒り』という感情を簡単に手放せない
世界に生きているためなのです。

 

自分に嫌な思いをさせた人物から学びを得て、
何もなかったように進んでいくということが
バトルステージで生きる人にとっては
とても難しいことなのです。

それはある意味で「負け」を意味することで、
バトルステージの人にとって負けることは
自分が無価値であると認めることになってしまうからです。

ですから、相手が負けを認めるまで、
執着してコントロールしようとします。

そして、それでも相手が変わらなければ、
全部放り投げてリセットしてしまう・・・。

 

しかし、これでは学びを得ていませんので、
また同じようにあなたに嫌な体験をさせて
本当の願望に気付かせてくれる人
(第1段階の人)が現れます。

あなたが学びを得るまで、これは続くのです!

つまり、あなたがバトルステージのパターンから
抜け出さない限り、あなたに嫌な体験をさせる
人や出来事があなたの人生に現れ続けます。

逆に、
『怒り』を手放し第1段階の人や出来事から学びを得て
自分の願望に集中することができれば、
あとは第2段階の人や出来事と出会って
望みの実現を楽しむだけです。

 

あなたの望みの達成や楽しく幸せな人生は、
『批判する』ことや『怒り』に代表される
バトルステージの思考パターンを
手放すことで必ず実現されます。

人間関係をリセットしたい欲求が強い人、
無意識のうちに人を批判したり怒りを抱きやすい人、
自分はバトルステージの要素を持っているという人は、

もうこれ以上あなたを嫌な気持ちにさせる
第1段階の人や出来事に会わないためにも、
バトルステージから抜け出す決意をしませんか?

 

Life Stageメソッドでは、人間の意識レベルを
6つのステージに分けてわかりやすく説明しています。

バトルステージはその中の一つで、
現代の日本で生きる80%以上の人は
多少なりともバトルステージの要素を持っています。
(あるいは過去に体験しています)

これを機にLife Stageメソッドを学んで
あなたの人生を困難なものにしてしまう
バトルステージから抜け出してください。

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