あっという間に友達を作れる人もいれば、人と仲良くなるのが苦手という人もいますね。
特に気になる人や好きな人、初対面の人と仲良くなる方法を教えてほしいと相談を受けることが多くあります。
自分は人気者にはなれないとあきらめる前に、本日お伝えする簡単な3つの方法を一度お試しください。
あわせて、一般的には人と仲良くなる方法として勧められている方法の中で、
実は絶対に使ってはいけない方法と
その理由についてもお伝えします。
1.小さなお願いごとを聞いてもらう
この方法は影響力の高いリーダーの中では
常識的によく使われる心理的手法で、
講師や政治家、経営者などが参加する
スピーカー養成講座でもお伝えしている方法です。
例えば、セミナー講師は一度に大勢の人を相手に
自分の世界に巻き込んでいく影響力を必要とされる職業です。
別の言い方をすると、聴衆の方に好きになってもらって
興味を持って講座に参加してもらう必要があるのです。
講座が始まって間もない時、
あまり興味がなさそうにしている人がいるとします。
そんな時、有能な講師・リーダーは何をするかというと、
興味なさそうにしている人に小さなお願いごとをします。
たとえば、
「〇〇さん、ちょっとこのペンを持っていてもらえますか?」
「私がこう言ったら、こう言い返してもらえますか?」など
講座の内容に必要な範囲でお手伝いをお願いするのです。
このような簡単なお願いでしたらほとんど全員が
お願いを聞いてくれてお手伝いをしてくれます。
すると、お願いを聞いてくれた人の中に心理的な変化が起こります。
「私はこの人のお願いを聞いたのだから、
私はこの人のことを好きに違いない」
自分の行動についてこのような理由付けをします。
影響力あるリーダーたちはこのような方法を使って
人の心を掴んでいきます。
この方法はもちろんプライベートでも使えます。
ただし、本当に簡単なお願いごとでなければ
成功確率は低くなるうえ、
「図々しい人」などと思われ印象が悪くなったら逆効果です。
初対面の人であれば
「ボールペン貸してもらえませんか?」くらいが
いいかもしれません。
距離が縮まってきたらそれに応じたお願いごとを
していくといいと思います。
2.相手を大切に扱う
相手を大切に扱うというのは、
相手のことを好きだと認識しながら接するということです。
私たちが思っている以上に、
心の中で抱いている感情は相手に伝わっています。
あなたも相手の表情や言っている言葉に関係なく、
接していて気持ちのいい人もいれば
なんとなく嫌だなと感じる人もいるのではないでしょうか。
相手に気持ちのいい人だと感じてもらうためには
あなたが心から相手のことを好きだったり、
相手のいい面に目を向けている必要があります。
小さなお願いごとをするときにも、
「断られないだろうか?」「冷たい人だったらどうしよう」
などと心配していたら、相手はあなたに対して
なんだか嫌だなという感じを受けてしまう可能性が高まります。
それよりも、相手のことを信じてお願いごとをしたほうが
成功確率は格段に高まります。
相手はあなたからポジティブな印象しか受けないからです。
自分を信頼してくれる人には好意を抱くようにできているのです。
好きな人や気になる人に対して身構えてしまうのは、
好きだからこそ「嫌われたら嫌だ」という恐怖が
出てきてしまうためです。
そのため好きでないふりをしたり、
話しかけられなかったりします。
しかし、これも相手を信頼していないということです。
あなたの好意を踏みにじるような人かもしれないと
相手を疑い低く評価してしまっている結果なのです。
好きな人にこそ、大切に扱って接していきましょう。
好きな気持ちを隠す必要などありません。
もしそれで実際にあなたの好意を踏みにじって
故意にあなたを傷つける人だったとしたら、
あなたが好きになるほどの人間ではなかったということです。
愛情ある人間ならば、
たとえあなたの求める関係(恋人関係など)には
発展しないとしても、好意には好意で応えてくれるものです。
3.共通点を見つける
3つめの方法は、2人の共通点を見つけるというものです。
同郷だというだけで親近感が湧いたり、
好きなスポーツチームが同じだと分かり意気投合するなど、
そんな経験はないでしょうか?
共通点を見つけるだけで一気に距離を縮めることができ、
それがコアであればあるほど仲は深まります。
ぜひ積極的に相手と自分の共通点を見つけてみてください。
【番外編】実は絶対に使ってはいけない方法
さて、共通点見つけに関連して、
共通点を作ってしまうという方法もあります。
それでよく聞く方法が、『共通の敵を作る』というもの。
あなたにも経験がないでしょうか?
嫌いな上司、嫌いな同僚、嫌いな友人など、
誰かを悪者にすれば、
それ以外の人が一致団結できるというシステムです。
これはビジネスの世界でも使われる方法で、
社員を一致団結させるために
ライバル会社を敵として認識させたり、
お客様に味方だと思ってもらうために
政治方針(消費税増税など)を敵とみなしたりします。
このように敵を作って味方の心を掴むやり方は
効果的な場合もあります。
しかし、プライベートでこの方法を使うことは
最終的には虚しさしか残らないので
絶対にお勧めできません。
なぜ、虚しさしか残らないのか?
それは、この方法は完全にバトルステージの
コミュニケーション方法だからです。
Life Stageメソッドでは人の意識を6つのステージに
分けていますが、バトルステージはまさに敵味方に
分かれてのバトルの世界です。
このステージでは勝つか負けるか、
優越感を感じるか劣等感に苛まれるかの
どちらかしかないのです。
毎日バトルでしかコミュニケーションが取れず
(要するにどちらが正しいかという議論)、
勝者になっても一瞬の優越感と引き換えに
絶え間ない不安との戦いが実情です。
味方を増やしコントロールするために敵を作っても、
味方内で本当の友情など芽生えるはずがないのです。
誰もが自分が敗者にならないために
つるんでいるだけなのですから。
誰かを敵にして、寄ってたかって悪口を言って
笑いあうのが楽しいでしょうか?
もしそれが楽しいのであれば、
あなたは現在間違いなくバトルステージで
生きていると言えます。
そして、あなたのグループに集まる人は
バトルステージまたはバリアステージの人間だけです。
つまり、バトルステージのコミュニケーションでは、
自分の利益のためならあなたを簡単に裏切るような
バトルステージの人間か、あなたに依存してくる
バリアステージの人間としか親しくなれないということです。
誰かを敵にして悪口を言って
仲良しごっこをするようなコミュニケーション以外にも、
本当に楽しく信頼できる友情を育める
コミュニケーション方法が存在します。
しかしそれはバトルステージ以外の世界にあります。
バトルステージ以外の世界を知ってみたい方や、
いつもバトルステージの人に巻き込まれてしまう人は
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