Young woman watching airplane fly by from tropical beach --- Image by © Royalty-Free/Corbisふと思い出した人と偶然会った!とか、
欲しいと思ってたものを偶然プレゼントされた!とか、

何か特定の(特に幸せな)出来事が起こった時に
「これが引き寄せだ!」と言う人がいますが、

それは違います。
もちろん上記のようなことも間違いなくあなたが
引き寄せたのですが、それ以外のことも
あなたの人生に起こっていることはすべて
あなたが引き寄せている
という意味です。

あなたの人生を創っているのは他でもない
あなた自身ですので、幸せなこともそうでないことも
すべてあなたが引き寄せたことなのです。

この点を誤解してしまって
特定のことだけを引き寄せていると考えてしまうと、
究極の幸せを引き寄せて本当の意味で満足できる
人生を創っていくことが難しくなります。

 

それではどうして望んでいないことが人生に起こるのか
ということですが、
引き寄せの法則は考えていることが
そのまま現実になるわけではないからです。

お金持ちになりたいと結構本気で考える人は多いですが
全員がお金持ちになれるわけではありません。

優しくてかっこいい結婚相手が欲しいと心から願っても
いい出会いがない人もたくさんいます。

 

引き寄せの法則は感情に働くため、
あなたの感じている感情そのものを
再度体験できる出来事が引き寄せられてくるのです。

つまり、いつも不安を感じている人には
さらに不安になるような出来事が起こり、
いつも怒っている人には
ますますイライラするような出来事が起こります。

ちょっと実験してみるとすぐにこれが真実だと
分かりますので、興味のある人はやってみてください。

 

実験の方法はこうです。

まずあなたが今不安に思っていることや
心配していることをその感情(不安や心配)のまま
誰かに相談してみてください。

すると、ほとんどの相手はあなたの不安や心配を
増幅させるようなことを言ってくれます。

 

たとえば思い切って転職したいけれど心配な場合。

あなたが心配しながら相談すると相手は、

「本当にもっといい職場に転職できる?
人間関係が大変かもよ」とか、

「お給料が減っちゃうんじゃない?
資格を取ってからにしたほうがいいよ」

などとあなたが心配していることを指摘してくれるでしょう。

 

次に、過去に転職に成功した体験を思い出したり、
何でもいいので上手くいった経験をいくつか思い出して
自分ならできるはずだ!という「自信」という感情を
感じながら誰かに転職の話をしてみてください。

心配や不安はまったくなく、「疑い」でもなく、
ただ純粋に「自信」だけを感じている状態で、です。

今度の相手はどんな反応をすると思いますか?

「いいね!応援するよ!」
「あなたなら大丈夫だよ!」
「きっといい職場が見つかるよ!」

などとあなたの自信を深めてくれるような
言葉が返ってくることに驚くはずです。

 

今までの経験を思い出しても
心当たりがあるかもしれません。

たとえば、
自信喪失している時には不誠実な扱いを受けたり、
優しい気持ちでいる時には他人からも親切にされたり。

このように、あなたの感情の状態が
あなたの引き寄せる現実を決めています。

 

そこで考えてほしいのは、たとえば
優しくてかっこいい結婚相手が欲しいと願う時に
どのような感情を感じているか
ということです

もし、理想の結婚相手と過ごしていることを想像して
とても幸せな気持ちになっているとしたら、
その「幸せ」の感情に引き寄せは働きますので
まもなくその幸せは実現することになります。

ところが、ほとんどの人は
理想の結婚相手が“今いない”ことを考えて、
「焦り」「不安」を感じながら願っています。

そうすると「焦り」や「不安」に引き寄せが働き、
ますます「焦り」や「不安」を感じる現実
(つまり理想の結婚相手がいない状態)を
引き寄せ続けるのです。

 

これが望まない現実を引き寄せてしまうカラクリです。

想像したことすらない病気や事故に遭うのも、
ネガティブな感情を感じ続けていた結果
その感情を再体験する出来事が
引き寄せられたということです。

意図的に引き寄せの法則を活用していくためには
自分の感情をしっかりとコントロールする必要があります。

運のいい人、ラッキーなことばかり起こる人というのは
自分をいつもいい感情にしてあげられる人なのです。

 

幸せになりたければ、いつも「幸せ」という感情を
感じていればいいということです。

そうでなければ幸せな現実は引き寄せられません。

ところが、なかなか「幸せ」という感情を
感じることが難しい人もいます。

人それぞれベースとなる感情(感じやすい感情)が違い、
「幸せ」から遠い感情がベースとなっている場合は
「幸せ」に留まっていることが難しいのです。

「幸せ」からもっとも遠い感情は
「無力感」や「落ち込み」ですが、
これらがベースの感情の人(うつ病のような状態)は
「幸せ」を感じることはほとんど不可能です。

 

なぜ人それぞれベースとなる感情が違うかと言うと、
私たちには無意識の世界観というものがあって
思考パターンや反応パターン、世界の見方などが
まったく違うためです。

同じ出来事を体験しても、受け止め方が違うと
生じる感情が変わります。

無意識の世界観によって、
「幸せ」を感じやすい人もいれば、
「怒り」を感じやすい人、「楽観」を感じやすい人、
「不安」を感じやすい人などがいるのです。

 

もしあなたが幸せな現実を引き寄せたいのであれば
「幸せ」がベースの感情となる無意識の世界観
手に入れる必要があります。

特に、普段のことを思い返してみた時に
ネガティブな感情を感じている時間が長いという人は、
「幸せ」を感じようとしても上手くいかない自分に
「怒り」や「自己嫌悪」を感じてしまうと逆効果です。

まずは無意識の世界観を一つひとつ変えていくほうが
幸せな現実を引き寄せるためには近道と言えます。

 

無意識の世界観は大きく6つに分類できます。

これをスクールでは6つのLife Stageとして
学んでいただいていますが、
それぞれのステージで特徴的な世界観が決まっています。

ステージごとの世界観の特徴を知るだけでも
ベースの感情を変えることに役立ちますので、
もっと意図的に幸せを引き寄せたい方は
無料の学習テキストでぜひ学んでみてください。

Life Stageの全体像を知れる無料テキストは
↓ ↓ ↓から入手できます。