RF246527みんなに好かれる性格になりたいけど、誰にでも話を合わせるような中身のない人間にはなりたくない!

よくこのような相談を受けます。

さて、みんなに好かれることと自分の意見を持つことは両立しないのでしょうか?

また、みんなに好かれるなんて不可能だ!
という意見もありますが、
本当にみんなから好かれる方法はないのでしょうか?

 

この質問を考える前に、
前提として知っておかなければならないことがあります。

それは、
相手の反応の仕方はあなたが問題なのではなく
相手の内面的な問題だ

ということです。

 

何か言われると見下されていると受け取る人がいます。
この人はたいていの場合、
反抗的で攻撃的な反応の仕方をします。

一方では、相手の言葉を絶対的な命令として
受け取る人もいます。
この人は必要以上に自分を卑下した反応をします。

または、何を言われても好意と受け取る人もいます。
この人はたとえ非難の言葉を浴びせられたとしても
相手の親切さを感じ前向きに受け止めます。

 

この3人に同じ言葉をかけたら
まったく別の反応が返ってきます。

たとえば2人でいる時に、
あなたが「暇だね」と言ったとしたら・・・。

見下されていると受け取る人は
自分が非難されているように感じて、
「私が何も話さないのがいけないって言うの?」
と急に怒り出すかもしれません。

命令だと受け取る人は
「暇だから何かしろ」と命じられていると思って、
必死で何をしたらいいか考え始めたり
必要以上にあなたに気を使い始めるでしょう。

好意と受け取る人は
この場合はただ相づちを打つだけかもしれません。
どういう場面でも自然体でいられるのがこの人の特徴です。

 

このように、人それぞれが持っている無意識の
反応パターンによって、表す態度が違います。

見下されていると受け取る人は、
自分に価値が感じられないことに苦しんでいるため
人にもそのように扱われるのではないかと
怯えているのです。

心の中ではいつも自分を厳しく非難しているので
他人にもそうされているのではないかという
思考になってしまいます。

この人は自分にしているのと同じくらい厳しく
他人のことを非難しがちです。

 

命令だと受け取る人は、
自分で自分自身を好きになれず、
命令に従うことで愛されようとする
思考パターンを持っています。

愛されることを必死に求めるあまり、
自分を犠牲にしてまで他人を喜ばすために
行動してしまいます。

そのような犠牲者意識で行動しても
本当の愛は得られませんので、
ますます自己嫌悪に陥ってしまいます。

自信がなくおどおどしていたり、
人に気を使いすぎるのが特徴です。

 

これらは一部のパターンに過ぎませんが、
このように人それぞれ無意識の反応パターンが違います。

自分の心の中の状態が態度に表れているだけなのです。

あなたを攻撃する人や嫌う人がいたとしたら、
その人は自分自身を嫌っていて
いつも心の中で自分自身を攻撃しているのです。

相手の未熟な心の状態が取らせている行動に
あなたが思い悩む必要はないのです。

 

ということは、
何を言っても否定的に捉える人がいるので
みんなから好かれる方法なんてないと考えるかもしれません。

ですが、あなたにもできることはあります。

 

誰でも多様な面を持っています。

いつもは見下されていると受け取る人でも
ある人の前ではすごく素直になったり
親切になったりすることもあるはずです。

それは、相手がその人の中から
素直な面や親切な面を引き出しているからなのです。

私たちには相手の内面の意識レベルを引き上げる力があります。

この力を使うことができると
相手の反応の仕方を変えることができるのです。

 

相手の内面の意識レベルを引き上げる力とは
何かというと、
それはあなたの内面の意識レベルに他なりません。

あなた自身の内面が充実していていつもいい気分で
何事も好意と受け取る反応パターンを持っているとしたら、
相手からは好意や親切さが引き出されます。

あなたをいつでも肯定的に見てくれる人に対しては
期待に応えたいとか親切にしたいとか思いませんか?

人は無意識のうちに相手の内面の状態に反応しているのです。

 

逆にあなた自身が見下されているという受け取り方をする
反応パターンを持っていてその状態で誰かに接すると、
相手からも同じ反応を引き出します。

相手が敵意を向けてくるような時には多くの場合、
あなた自身がその意識レベルにあるという
証拠でもあるのです。

 

まれに、親切さや善意という反応を
表せない精神状態にある人がいます。

こういう人と接する時には、
あなたの内面の意識レベルに関わらず
相手は低い意識レベルの反応しかできません。

もしあなたが高い意識レベルにあるとしたら
このような相手とは自然と付き合いがなくなるでしょう。

意識レベルの接点のない相手とは
同じ世界で生きることができないからです。

 

まとめると、相手に好かれるということは、
相手の好意をあなたの内面の意識レベルによって
引き出すということです。

そのためには、
あなた自身の内面の状態が充実していて
相手の意識レベルを引き上げることができれば
相手から望む反応を得られます。

みんなに好かれる性格を持っている人というのは、
八方美人で中身のない人間とはまったく正反対の、
中身が充実していて相手から素晴らしい面を
引き出してあげられる人間
なのです。

 

人に好かれたいと思うなら、
人間的に成長することがもっとも確実です。

人間的に成長するには、
相手に良い影響を与えられるくらいまで
自分の意識レベルを上げる
ことです

でも、意識レベルを上げるって言っても
抽象的すぎてどうやったらいいのか分からない、

という方のためにLife Stageメソッドを作りました。

意識レベルを大きく6つのステージに分けて
それぞれの世界観の特徴と課題が分かるようになっています。

 

あなたはどのステージで生きていきたいのか?

言い方を変えると、
どのステージの人と友人になったり
結婚したり、一緒に仕事をしていきたいのか?

あなたの意識レベルと同じ面が
相手から引き出されるわけですから、

親密になりたい相手によって
あなたが目指すステージが決まります。

 

もっと人間関係を良くして楽しい人生を送りたいと思うなら
6つのLife Stageについて学習してみてください。

現在の周囲の人にあてはめてテキストを読んでみると
すごくおもしろいですよ(^^)

自分のこと、周囲の人のことが無意識レベルで深く理解できます。

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