先日、クライアントさんからこんなことを言われました。
「セルフイメージを高めて
自分に自信を持てるようになりたいけれど、
ナルシストにはなりたくないです。」
それを聞いて、そのクライアントさんにとって
ナルシストとはどういうことなのか、
そしてなぜナルシストにはなりたくないと思ったのかを
聞いてみました。
すると、自分大好きアピールのすごい人が周りにいて、
それがとても不愉快なんだそうです。
自分大好きアピールがどういうものか聞いてみると、
「私は自分に自信があるから」と言ってきたり、
「〇〇さんにかわいいと言われた」「△△さんに褒められた」
などといちいち報告してくるのだそうです。
実は、このクライアントさんのようにセルフイメージを高めて
自分を好きになりたいとか自分に自信を持ちたいと
思っている人の中には、
本当に自信のある状態と上記のようなナルシスト(?)の
違いがよく分からないという人が結構いらっしゃいます。
自信のない状態は嫌だけれど、
あの人のようにウザい性格にはなりたくない、
そう考えてどうしていいか分からなくなっている方が多いようです。
自分大好きアピールをする人は本当に自信があるのか?
答えはNoです。
なぜ、人にアピールしなければいけないのでしょうか?
それは、人に同意して認めてもらう必要があるからです。
なぜ、認めてもらう必要があるのか?
自分だけでは信じられないからです。
つまり自信がないのです。
本当に自信があれば誰かに認めてもらう必要はない
ありのままの自分に心から自信のある人は、
自分がどれだけすごいか、何を成し遂げたか、
どれだけモテるか、どれだけ美しいかなど、
何もアピールする必要などないのです。
なぜ自分を良く見せて人に評価を求めるかというと
自分で自分を高く評価できないからです。
自分を好きになれず、自信がなく、
そのことでますます自分を責めてしまうのは、
6つのLife Stageではバリアステージで
生きている人のパターンです。
そして、自分を責めることがどうしても嫌になると、
今度は人に認められることで自信を持とうとします。
自信のあるフリをして、精一杯自分を良く見せて、
表面だけでも相手に魅力的に見えるように努力したり、
自分がどれだけ魅力的なのか相手に分からせるために
アピールするのです。
これがバトルステージのパターンです。
セルフイメージを高めるだけでは本当の自信は得られないワケ
「私は魅力的ではない」とか
「私には価値がない」というセルフイメージを、
「私は魅力的だ」とか「私は自信がある」という
セルフイメージに変えることで
たしかに色々な変化は起こります。
ただ、無意識の世界観(Life Stage)は
セルフイメージだけでできているわけではなく、
他にも信念や価値観、思考パターンや感情など
数多くの構成要素によってできあがっています。
セルフイメージだけを書き換えようとしても
Life Stageが変わらなければ、
内面は何も変わらず自信のないまま
表面的に振る舞うだけにとどまります。
本当に自信のある状態というのは、
自己成長ステージや創造者ステージで
生きている状態です。
これらのステージではありのままの自分に
揺るぎない自信を感じているので、
人からの評価を気にして落ち込むことが少なくなります。
他の人が自分に対してどう思っていようと
自分自身で幸せな状態を作ることができます。
だから、人を説得するためにアピールする必要もなく、
自分に自信があるからこそ、今度は人のことを
高く評価して励ますことができるのです。
自分のことも他人のことも高く評価し、
同じように愛情を注ぐことができる人のことを
ウザいとか、あんなふうにはなりたくないなどと
思う人はいないはずです。
バリアステージやバトルステージから
このような状態になるには、
セルフイメージを書き換えるだけでは
充分とは言えません。
もちろん、それも一つの方法なのですが、
他の構成要素もバランスよく連動的に変化させることで
Life Stageを変えることができます。
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