しゃがむ自分を大切にできないとはどういうことなのでしょうか?

アルコールを過剰摂取したり、誰彼かまわずセックスしたり、リストカットをしたりというようなことももちろんそうなのですが、

これらは表面的に表れている単なる行動で、こういうことをするから人にも大切に扱ってもらえないのではないのです。

行動だけを修正しようとしても、自分への愛情を取り戻すことは不可能で、周りの人の態度が変わることも期待できません。

 

ところで「親に大切にされなかったのが原因で
どうしたら自分を大切にできるか分からない」

というような相談を受けることもあります。

このようなクライアントさんはほとんどの方が
共通して自分は被害者だと訴え続けます。

親を責め続けることで自分を大切にできるように
なれるのならいいのですが、

残念ながら被害者意識を持ち続ける限り
心が満たされることはありませんので
自分で変わる決心をするしかありません。

 

突然ですが、あなたは自由が欲しいですか?

安心してください、あなたは既にあり余るほどの
自由
を持っています。

自由とは、
『いつでもどんな状況でも自分がなりたいものになれる』
ということだからです。

あなたの過去に何があろうと、
今どのような状態だろうと、
あなたは今ここからスタートして
あなたのなりたい人間になることができます。

 

もし、幼少期の家庭環境や過去の経験によって
人生が決まってしまうとしたら、
あなたには自分の人生を創り出す力がない
ということになってしまいます。

そのような考え方は、『不自由』以外の何物でもありません。

もしそのような考えを持って
過去を恨み続けているとしたら、
自分を不自由にしているのはあなた自身です。

あなたには自分のなりたいものになる
自由とパワーが備わっていますので、
根本的に自分を大切にする方法を知って
誰からも大切にされる人間になってください。

 

さて、ここから本題の自分を大切にする方法です。

単刀直入に言うと、自分を大切にできないとは、
「自分の“感情”を大切にできない」ということです。

あなたは自分の感情に気付いていますか?

感情のSOSサインを無視し続けていませんか?

 

「今何が欲しい?」と聞かれると多くの人は
お金とか新しい洋服とかお休みなどと答えます。

しかし、なぜお金が欲しいのでしょうか?

それは欲しいものが買えるからです。

でも欲しいものを全部買えたとしても、
罪悪感と孤独でいっぱいだったらどうでしょうか?

 

お金がたくさんあって欲しいものを買うことで
「楽しい」とか「嬉しい」、「幸せ」
こういう感情を得たいのです。

あなたはお金が欲しいのではなくて、
「楽しい」などのポジティブな感情が欲しいのです。

その証拠に、
お金がたくさんあって「罪悪感」「孤独」を感じる人生と
お金が少なくても毎日「幸せ」「喜び」でいっぱいの人生、
どちらかを選べるとしたら、後者を選ぶのではないでしょうか?

私たちはポジティブな感情を感じるために、
人と接したり、仕事をしたり、遊んだり・・・、
要するに「生きている」のです。

 

ちなみに、ポジティブな感情という
おおざっぱな言い方をしているのは、
人によって感情の呼び方や
そもそも求めている感情が違うからです。

愛、感謝、自由、喜び、情熱、幸福感、自信、などを
ひっくるめてここではポジティブな感情と言っています。

 

さて、私たちの生きる目的とも言うべき
究極的に求めているものは『感情』なのにもかかわらず、

あなたが自分の感情など気にも留めていない
あるいは無視し続けているとしたら、
それこそが自分を大切にできていない確たる証拠です。

 

では、自分の感情を無視して何をしているのでしょう?

その答えは、他人の感情ばかりに注意を向けているのです。

相手を怒らせないために、相手を失望させないために、
相手が自分のことを嫌いにならないように、
自分が嫌だと思っていても傷ついていても
相手が求める行動をとってしまう。

自分の感情は抑え込んで、
相手の感情を優先させて我慢を重ね
自分自身を裏切り続けてしまうのです。

 

すると、相手はあなたのそんな考えを感じ取って、
あなたと同じようにあなたに接するようになります。

つまり、
あなたの感情を抑え込んで、
自分の感情を優先させてあなたに我慢させ、
あなたをいとも簡単に裏切ります。

このように書くと恐ろしいですが、
もしあなたが他人にこういう扱いを受けているとしたら
あなた自身も自分にやっていることなのです。

 

他人に大切に扱われたければ、
自分を大切にしなければいけません。

要するに、自分の“感情”を大切にするのです。

その第一歩は、今いい気持ちなのか
嫌な気持ちなのかに注意を払うことです。

 

感情に気付けるようになったら、
今度は毎回自分の感情を確かめてから
選択することを習慣づけます。

少しでも嫌な感じがするなら選ばない、
そう決めてください。

嫌な感じがする人とは付き合わない、
嫌な感じがする場所には行かない、
嫌な感じがすることはしない、
嫌な感じがする会話からは即座に離れる。

いい感じがすることだけを選ぶ。

 

たまに、
「私は人の悪口を言うといい気持ちになります」
というような人がいます。

本当にそれでいい気持ちになるならそうしてください。

「私は人の悪口を言うために生まれてきたんだ!」
断言することで、自分に自信と誇りを持てるなら
それがあなたの生きる目的なのでしょう。

 

いい気持ちのすることとは、
あなたの欲しい感情をもたらしてくれることです。

仮にそれが「愛」という感情だとしたら、
愛を感じられる人と付き合い、
愛を感じられる場所に行き、
愛を感じられる行動をすることです。

そして、最終的には「愛」という感情を
他人にも与えられる人間になることで、
あなたにとって最高の人生を創ることができます。

「私は愛を与えるために生まれてきたんだ!」
胸を張って言えるとき、
あなたは人生の究極的な成功を掴んだと言えます。

 

ここまで、
自分の感情を大切にすることをお伝えしましたが、
感情と言われてもピンとこないという方もいると思います。

特に、自分の感情を抑え込んでしまっていた人の中には
「感情は感じていません」と言う人もいます。

しかし、それは感情がないのではなく、
感じないようにしてしまっていただけなのです。

そのような人は、多くの場合「無力感」や「恐怖」という
もっともネガティブな感情の真っただ中にいます。

 

見て見ぬフリをしながら自分自身を
ネガティブな感情の中に放置するのではなく、
ポジティブな感情のほうへ連れて行ってあげましょう。

それができるのは、あなただけです。

なぜなら、あなたが考え方を変えることでのみ
自分を大切にすることができるからです。

 

自分を大切にできない人の中でも、
感情が感じにくくなっている人や
ネガティブな感情から抜け出すのが難しい人は、
6つのLife Stageではバリアステージで生きている人です。

Life Stageメソッドでは人間の潜在意識を
6つのステージに大別していますが、
それぞれのステージに共通するベースの感情があります。

バリアステージでは、恐怖や無力感という感情が
ベースにあるため、ポジティブな感情を見出すのが
とても難しい状態なのです。

 

まずは、それぞれのステージにどのような
ベースの感情があるのかを知ってください。

そうすることで感情に敏感に気付く助けとなります。

そして、各ステージの特徴を知ることで
自分の中にバリアステージ以外の可能性を
見出せるようになります。

 

6つのステージについて学べるテキストを
無料で用意していますので、
今すぐ入手してバリアステージからの
脱却を図ってください。

テキストの中では感情についても
詳しくレベル分けしてありますので、
あなたが求める感情を見つけて
その感情がベースのステージに移動しましょう。

Life Stage無料学習テキストは
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